『クラッシュ』などで知られるポール・ハギス監督(69)が、ホテル軟禁から解放された。あるイギリス人女性から性的暴行を告発されたことにより、6月19日からイタリア南部のホテルに軟禁状態にあったが、裁判所からその解除が言い渡された。現在検察当局はその告発に関し、捜査を続行するかどうか検討中だという。

 ハギス監督は、2日間に渡る性的暴行や加重暴行の容疑で逮捕されたが、「完全な無実」を主張。逮捕当時、弁護団は「イタリアの法律上、私は証拠について話すことはできませんが、ハギス氏に対する全ての申し立てが棄却されると確信しています。彼は完全に無実で、早く真実を明らかにするべく当局に全面的に協力する意向です」と声明を発表していた。

 ハギス監督は、6月21日から26日まで開催された芸術祭アローラ・フェストに参加するために同地を訪れていたが、告発を受けて主催者は声明を発表。ハギス監督の参加中止を伝えると共に、その女性への完全な連帯を示していた。

 イタリアで報道された検察側の声明では、2日にわたり「同意なしの性的関係」を持つことを余儀なくされたという「若い外国人女性」の告発を受けて捜査を進めていると説明されていた。

 ハギスは『クラッシュ』でアカデミー賞の作品賞と脚本賞を受賞したほか、クリント・イーストウッド監督作『ミリオンダラー・ベイビー』と『007/カジノ・ロワイヤル』『007/慰めの報酬』の脚本も手掛けている。『硫黄島からの手紙』では製作総指揮を務めた。

(BANG Media International/よろず〜ニュース)