カントリー歌手のジェイク・フリントさんが、結婚式からわずか数時間後に死去した。37歳だった。『ホワッツ・ユア・ネーム』などで知られたジェイクは、妻ブレンダ・フリントと今月26日に誓いを交わした直後に眠りの中で息を引き取ったが、現時点で死因は明らかにされていない。

 未亡人となったブレンダは、この悲劇を受け、29日にフェイスブックで「心が死んでしまった」と綴っている。

 「結婚式の写真を見返すべきなのに、代わりに夫を埋葬するための服を選ばなくてはならないなんて。人がこれほどの痛みを感じるようにはできていないものです。私の心は死に、ただただ彼に戻って来て欲しいのです。もうこれ以上は無理です。ここに彼が必要なんです」

 オクラホマ州の人里離れた自宅敷地内で行われた結婚式で演奏を行ったマイク・ホスティは、翌朝新郎の訃報を受けた時の衝撃を地元紙ザ・オクラホマン紙にこう語っている。

 「雨が降っていたが、彼は40×60のサーカステントを借りていた。彼らは泥の上にカーペットを何枚も敷き、3.4インチ(約8.6センチメートル)の合板を2枚持ってきて地面に置いたんだ。ジェイクが『これで大丈夫?』と聞いてきたから、『ジェイク、完璧だよ』と答えた。ベニヤ板や平台のトレーラーが、僕の舞台だ。まだ俺の古いバンにはその時の泥が残っているよ。楽しい結婚式だっただけに、起こってしまったことは悲劇だ」

 「彼は根っからのシンガーソングライターで、大きな人格、大きな心を持っていて、人のためなら何でもする人だった。ミュージシャンから結婚式での演奏を依頼されることはとても重要なイベントであり、大変な名誉なんだ」

 「彼らが結婚したその瞬間のことがまだ記憶に新しい。ブレンダが本当にかわいそうだよ」

 広報担当者であるクリフ・ドイヤルは、声明を発表し「親愛なる友人」に敬意を表している。

 「ジェイク・フリントはオクラホマ・レッドダートにおけるミュージックシーンのアンバサダーでした。彼は多くのソングライター、レコーディング・アーティスト、そしてアメリカ中西部と南西部の至る所で需要のあるライブ・パフォーマーでした」

 「彼の優しさと人間性が示すように、彼はまた、仲間のアーティストのたゆまぬサポーターであり、必要な人には常に手を貸していました」

 「彼の人懐っこい笑顔とユーモアのセンスは、多くの人に愛され、音楽とともに彼の永遠の遺産になると信じています」

 ジェイク は、2016年にファースト・アルバム『アイム・ノット・オーケー』をリリースした後、2020年にはセルフタイトルのアルバムをリリース、さらに昨年にはライブ盤『ライブ・アンド・ソーシャリー・ディスタンスド・アット・マーキュリー・ラウンジ』を発表していた。 

(BANG Media International/よろず〜ニュース)