文字の一部が猫の輪郭になった猫ハンコ「ニャン鑑」「ニャン鑑極み」が3万本以上を売り上げる大ヒットになった大阪市の印刷文具店・城山博文堂が、文字の線を枝に見立て花が咲き誇るデザインの「花咲(はなさき)はんこ」を発売した。

 名前と花模様が融合したハンコは、日本初のコンセプト。同店店主で印鑑デザイナーの城山謙一さん(57)は、猫と同じく万人に受け入れられるデザインとして〝花ハンコ〟を思いついたといい「年配の方ほど、花を生けたりして花への親しみが深い。猫と同じように、定番のハンコになれば」と、1年前ほど前から開発を進めてきた。

 城山さんは「直径9ミリのハンコでも、花の種類がひと目でわかるようなデザイン」として桜、梅、クローバー、菜の花、紅葉、コスモス、チューリップの7種類のデザインを考案した。ハンコを使用する場面に合わせて、花が「控えめ」「咲き乱れ」「花吹雪」のように咲く3パターンを用意。「仕事用としては控えめに、プレゼント用としては花吹雪で華やかに」と提案する。

 銀行印として登録可能だが、実印登録については「控えめなデザインであれば実印登録できる可能性は高いが、自治体によっては対応が分かれるかもしれません」という。猫ハンコのヒットで、猫の手も借りたい日々が続く城山さん。「花咲はんこ」でひと花咲かせることができるか。

(よろず〜ニュース・杉田 康人)