ビジネスホテルの2フロアを改装し、ゲーミングPC51台をそろえた24時間営業のゲーム施設「e-sports EKICHIKA」が7月1日に大阪市中央区にグランドオープンする。コロナ禍で大打撃を受けた「ホテルエキチカ長堀橋」が再起をかけ、eスポーツ事業に参入。宿泊施設と併設しているため、出張中のビジネスマンの利用も見込まれる。

 大阪・長堀橋駅直結のビルに、ビジネスホテルの一部を改装した大規模なeスポーツ施設が誕生した。2フロアにわたるプレイエリアには、51台のゲーミングPCを導入し、ゲーマー御用達ブランド「Razer」製のゲーミングチェアやキーボード、ヘッドセットをそろえた。PCと周辺機器を合わせた設備投資額は1席あたり約40〜50万円にのぼる。

 同施設と「ホテルエキチカ―」を運営するBuild-UPの後藤寛明代表によると、コロナ禍前まで、ホテル併設のレストランには訪日団体旅行客が1日に約150人に訪れていたというが、新型コロナウイルスの影響で客足が激減。使われなくなったレストランスペースを活用するため、eスポーツ施設に大改装した。巨額の設備投資をした後藤氏は、コロナ禍で芸能人のゲーム配信や実況が盛んになったことでゲームへの関心は高まっていると話し、「eスポーツはこれから」とさらなる発展に期待している。

 「うちはホテルと連携しているので24時間開けるのは可能」と、複合型の強みを生かし営業する。ホテル宿泊者向けに、チェックアウトまでの間にいつでもゲームができるプランを設ける予定だといい、「出張で来られた方が、5〜6時に仕事が終わってゲームできる」とアピールした。ホテルの客室を改装し、最大4名までプレイできる個室も設けている。

 オープン後は、有名配信者やプロゲーマーを招いたイベントや大会の開催も検討するという。イベントの運営費を募るクラウドファンディングでは、目標額の100万円を公開後1日で達成。7月29日まで募集を続ける。

(よろず〜ニュース・今井 佳奈)