フランス製レースやウエディングドレス用のシルク生地を使った犬用オーダーメードドレスブランド「LaReine‐PET(ラレンヌ・ペット)」を、東京・南青山のドレスサロンドレスサロンが今年6月にスタートした。人間用ドレスの製作技術を生かした、豪華なドッグドレスが注目を集めている。

 生地から縫製まで自社でドレスを仕立て、花嫁のこだわりに応えてきたドレスサロン「LaReine」が手がける愛犬用ドレス。シルク、チュール、オーガンジー、フランスやイタリア製のレースなどウエディングドレスに使う上質な生地で作られる。「La Reine」のオーナー兼デザイナーの桃世さんは、「その(花嫁と同じ)素材を使ってラグジュアリーなワンちゃん用のドレスを作っていますので、花嫁と同じクオリティーの素材感で着ていただける」と語る。

 小型〜大型犬に対応するフルオーダーメードの場合は、犬の採寸後、飼い主から「ナチュラルに」「デコレーションを多く」などデザインの要望を聞き取り、人間のウェデングドレスさながらにデザイン画や生地素材の提案をする。自社のアトリエで職人が手作業で製作する点も、ウェデングドレスの仕立てと変わらない。料金は、1着3〜10万円程度。使用する生地や飾りの種類と量などによって異なる。

 あらかじめ決められた中からデザインを選択し、愛犬の体型に合わせて作成するセミオーダーメードのプランもある。デザインは6種あり、今後も増える予定。いずれも「おすわり」のポーズで写真映えするロングスカートのドレスで、スカート部分を取り外してミニドレスとしても着られる仕様になっている。セミオーダーは小型〜中型犬向け。

 非日常的な豪華素材で「特別感」を詰め込み、誕生日や正月・クリスマスなど「家族の節目に着て飼い主さんに喜んでもらいたい」と桃世さんは期待する。自身も実家で飼う愛犬にドレスを着せてみたといい「まだ1歳になっていないので、落ち着きがない状態で座らせるのも大変だったんですが、もともとかわいらしい見た目のプードルで、ドレスを着るともっとかわいくなるので、見ている飼い主側はテンションが上がりますね」とほほを緩めた。

 6月1日のブランドスタートからこれまでに、チワワやトイプードルなど4匹分の注文を受け付けた。8月5、6日には、ドレスの試着体験を兼ねた、プロのカメラマンによる愛犬撮影会を南青山で開催予定。受付開始から約1週間で10組以上の予約が集まったという。

(よろず〜ニュース・今井 佳奈)