長子(きょうだいの一番上)はしっかり者、末っ子(きょうだいの一番下)は甘えん坊、中間子(3人以上のきょうだいの長子と末子以外)は八方美人、一人っ子(きょうだいがいない)はわがまま…などという「きょうだい型」別のイメージ。「きょうだい型」によって何となくイメージされる性格ってありますよね?
 
心理カウンセラーであり「きょうだい型」についての著書がある五百田達成さんによると、「幼少期の環境は、大人になってからの性格や行動に大きな影響を与える」とのこと。
 
実際、20〜30代の女性に「恋愛において、『きょうだい型の特性がつい出てしまった!』という経験はある?」と質問したところ、71%ものの方が「ある」と回答しました。
そこで、今回は長子(きょうだいの一番上の長女)の「恋愛の傾向」と「結婚の傾向」についてご紹介します。
 
■面倒を見る、甘えられない。一方で「家の反動で甘えてしまう」との声も
 
長子の女性の方に、恋愛においてどんな特性が出てしまったのか、詳しく聞いてみました!
 
●「長女で母性が強いからか、彼の駄目な部分が逆に可愛く思えてきて、私がいなくては駄目なんだと勝手に思い込んでしまい、叱ることができず甘やかして自分が我慢してしまう」(36歳)
●「甘えることに慣れていないので、男に甘えられない。『頼ってほしかった』と言われて振られてしまう」(35歳)
●「『自分がしっかりしないと』という必要以上の責任感があり苦しくなってしまう。人に甘えたり頼れない」(29歳)
●「ぱっと見、面倒見が良くて、しっかりして見られ、頼られると何でも面倒を見てしまうが、いずれストレスがたまり爆発する」(29歳)
●「いつもお姉ちゃんだからと頑張っていたので、逆に妹のように甘えてしまう傾向があります」(26歳)
 
「お姉ちゃんだから」と期待され、弟や妹の面倒を見続けてきた経験から、「彼の面倒をつい見てしまう」「甘えることができない」という意見が多く聞かれました。一方で、家庭では甘えてこなかった反動から、彼には甘えてしまう…という声もありました。
 
■真面目で責任感が強く、面倒見の良さが恋愛や結婚にも影響
 
五百田さんによると、「長女は親にとって初めての子ども。惜しみない愛を注がれてきた女王様であり、自尊心が強い。幼い頃から弟・妹の面倒を見てきたため、真面目で責任感が強く、面倒見がいいのも特徴」とのこと。
 
「従って、基本的には恋愛も真面目。一時的なお付き合いではなく、将来につながるきちんとした恋愛を望みます。そして、彼に対しても面倒見がいい、世話焼きという特徴を発揮して、やたらと世話を焼いてしまうケースが多いですね。結果、彼の生活や行動にやたらと口出しをしてしまい、『口うるさいお母さん』のような存在になってしまう場合も」
 
「相手のために、良かれと思って」という大義名分の下、弟や妹に接するような横柄な態度で、相手のプライバシーにずかずかと踏み込んでしまい、面倒くさがられる場合があるのだとか。
 
「一方で、『甘えたい願望が強い』のも長女の特徴。弟や妹の存在により、親に甘えることが許されなかった反動で、彼にべったり甘える人が多いようです。ただ、“甘え下手”なので加減がわからず、過剰にベタベタしたり、束縛したりしがちなので注意が必要です」
 
結婚観も極めて真面目で、「世間から認められるような正しい家庭を築きたい」と思う人が多いのだとか。
 
「長女は事実婚や同棲はあまりしません。結婚式も披露宴もちゃんと行い、皆から祝福される結婚を望みます。重要なのは親の評価。親から『本当にあの人で大丈夫なの?』と言われると、途端に気持ちが揺らいでしまいます。また、『親の面倒を見るのは最終的には自分』と腹をくくっている人が多いので、結婚相手にも当然のようにそれを求めてしまう場合もあります」
 
いかがでしょう?自分で理解していた特性もあれば、意識していなかった特性もあったのではないでしょうか。長男の彼と付き合っているという人は「ああ、わかる!」とふに落ちた部分も多いのでは?
 
 
【取材協力】
五百田達成(いおたたつなり)さん
作家・心理カウンセラー。『不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が15万部を超えるベストセラーに。「男女コミュニケーション」「きょうだい型性格分析」「ことばと伝え方とSNS」をテーマに執筆・講演。そのほかの著書に『察しない男 説明しない女』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。
 
 
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート
調査期間:2017/5/9〜5/26
有効回答数:189人(女性)
 
 
記事提供/『セキララ★ゼクシィ』