長子(きょうだいの一番上)はしっかり者、末っ子(きょうだいの一番下)は甘えん坊、中間子(3人以上のきょうだいの長子と末子以外)は八方美人、一人っ子(きょうだいがいない)はわがまま…などという「きょうだい型」のイメージ。心理カウンセラーであり「きょうだい型」についての著書がある五百田達成さんによると、「幼少期の環境は、大人になってからの性格や行動に大きな影響を与える」とのこと。今回は、きょうだい型の「相性」について取り上げます!
 
■メイン性格は「長子と一人っ子は真面目」、「中間子と末子は要領がいい」
 
上の図は、きょうだい型ごとの「メイン性格」(横軸)、「サブ性格」(縦軸)について示したものです。
 
まずは「メイン性格」。生まれた時点では、その家庭における「ただ一人の子ども」であった長子と一人っ子は、親からの期待や注目、プレッシャーを一身に受けるため、メイン性格は「真面目」。
一方、2番目以降に生まれた中間子、末子は、上のきょうだいに比べると親の注目度が低く、ライバルであり目の上のたんこぶである兄姉の存在があるため、空気を読んで器用に兄姉のまねをする「要領の良さ」があるのだとか。
 
そして「サブ性格」。「下にきょうだいがいる」という共通点を持つ長子、中間子は、小さい頃から世話を焼くことに慣れているので、大人になっても他人に介入し、面倒を見ようとする「おせっかい」な性格が特徴。
一方で、下にきょうだいがいない末子、一人っ子は、誰かに干渉しようという発想がなく、さらには自分のことさえ「誰かがやってくれる」とどこかで思っている、のほほんとした「マイペース」さがあるのだそう。
 
■同じきょうだい型同士は相性◎。メイン性格が同じ者同士もわかり合える
 
これらのメイン性格、サブ性格は、恋愛や結婚における「相性」に大きな影響を与えます。五百田さんによると、
 
「長子同士、末っ子同士など、『同じきょうだい型同士』は基本的に相性がいいですね。置かれていた立場がわかるので、互いを理解しやすいのです。そして、生まれた環境が同じである『長子と一人っ子』『中間子と末子』もわかり合える関係性です」
 
図において斜めの関係にある『長子と末子』『中間子と一人っ子』は、性格的には正反対ですが、「自分にないものを求め、惹かれ合うことも。互いに欠けている点を補い合える可能性もある」とのこと。
 
問題なのは、図における「横の関係」。すなわち、メイン性格が同じ『長子と中間子』『末子と一人っ子』は、互いに“似て非なる存在”であるため、イライラさせられることが多いのだとか。
 
「末っ子と一人っ子は同じように無責任でマイペースですが、末っ子から見ると一人っ子は『したたかでもないし空気も読まない』、一人っ子から末っ子を見れば『奔放でノリだけで生きている』とイラっとさせられる存在。同じく長子と中間子は、サブ性格である『おせっかい』を発揮してリーダー的役割を担うシーンが多いのですが、屈託なく自分のペースで物事を強引に進めようとする長子と、人間関係を重視する中間子では衝突する場面が多そうです」
 
■彼のきょうだい型がわかれば、相手をより許容しやすくなる
 
きょうだい型別の性格と相性がわかると、相手を許容しやすくなる効果があるとのこと。
「なぜあんなことを言うんだろう、考えていることがさっぱりわからない…などと恋人の言動、行動にイライラしていた人も、スムーズにやりとりするための手掛かりがつかめるようになるでしょう。お付き合いがもっとラクになるはずですよ」
 
確かに、「彼は長男だからこういう態度を取るんだ」などとわかれば、相手の気持ちがつかめ、対応策を練ることができそう。あなたの彼のきょうだい型、ぜひチェックしてみて!
 
 
【取材協力】
五百田達成(いおたたつなり)さん
作家・心理カウンセラー。『不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が15万部を超えるベストセラーに。「男女コミュニケーション」「きょうだい型性格分析」「ことばと伝え方とSNS」をテーマに執筆・講演。そのほかの著書に『察しない男 説明しない女』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。
 
 
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート
調査期間:2017/5/9〜5/26
有効回答数:189人(女性)
 
 
記事提供/『セキララ★ゼクシィ』