2024/5/6 10:06

子供部屋おじさん&おばさんが婚活に急増中・・・その悲惨な実態に「もはや親と仲良しはマイナスポイント」

婚活

成人後も親元を離れず、中年になっても実家の子供部屋で暮らす「子供部屋おじさん」が婚活市場に急増しているという。ただでさえ、男性は婚活で厳しい局面に立たされることが多いと言われるだけに、苦戦を強いられるであろうことは想像にかたくない。また、婚活市場では同様に「子供部屋おばさん」の存在も目立ち始めているという。

 一番多いのが、実家が東京近郊で職場がそう遠くない、または地方出身者で地元で就職している場合など、ひとり暮らしをする必要に迫られていないケースだという。なかには、バツイチで実家に出戻り、再び子供部屋で生活している例もあるようだ。そして、彼らに共通するのは「親との絆が異常に強い」ことだという。

「35歳の子供部屋おじさんが、交際している女性を両親に会わせた際のことです。帰り際に彼女を送っていこうとすると、母親が駆け寄って来て、『外は寒いわよ』とマフラーを自分の首にかけてきました。おじさんは当たり前のように『ママ、ありがとう』。その光景を見た女性がドン引きして、破談となりました。いまだに出かける前の服装チェックを母親にしてもらっている、という男性もいます」(結婚相談所マリーミー代表婚活アドバイザーの植草美幸氏)

 一方、子供部屋おばさんは、世の中的にもそう珍しい存在ではない。低賃金ゆえにひとり暮らしをする余裕がない女性や、シングルマザーで実家に出戻るなどの致し方ないケースも多く、世間の風当たりは男性よりは弱いだろう。

「男性に比べれば、子供部屋おばさんのほうが結婚しやすい傾向にあります。ただ、ずっと実家暮らし=家事ができないと思われるのはマイナスポイントなので、婚活の際は必ず家事能力をアピールするように伝えています。ある程度、花嫁修行をしてから婚活に挑んでいただく場合もあります。中には、お米を炊いたことも包丁を持ったこともないという女性もいるので」(同)

では、子供部屋おじさんと子供部屋おばさんのマッチングは成立するのだろうか。

「両者に共通するのは、結婚後も生活習慣を変えたくない、変えられない、という点なので、相性は最悪です。互いに40代の子供部屋おじさんと子供部屋おばさんが結婚したケースでは、夫は妻の愚痴を電話で母親に漏らし、妻は姑の愚痴ばかり言っていました。結局、この夫婦は、夫の転勤に妻がついて行かず、実家に戻ってしまいました」(同)

男女問わず、他人と歩調を合わせて歩んでいくという感覚が欠如していれば、一時的な恋愛はできても、結婚生活を維持するのは難しいだろう。特に男性は急激な生活の変化に耐えられず、ストレスでうつ状態になってしまうケースもあるという。

「過去の交際経験でトラウマがあるのか、『親と仲が悪い、または死別している』『実家が遠い』という条件で相手を探される方も、最近は多いですよ」(同)

どうやら、子供部屋おじさんと子供部屋おばさんの婚活攻防戦は、なかなかの泥仕合となりそうだ。

以上、ビジネスジャーナルから紹介しました。

婚活市場に急増中の「子供部屋おじさん&おばさん」は相性最悪?地獄の婚活攻防戦の実態 | ビジネスジャーナル婚活市場に急増中の「子供部屋おじさん&おばさん」は相性最悪?地獄の婚活攻防戦の実態 | ビジネスジャーナル

編集者:いまトピ編集部