2024/5/8 14:39

「10年乗ってて知らなかった」助手席の下に〇〇…隠された車の便利機能に「日本車の“おせっかい装備”はすごい」

ドライブ

1993年に発売され軽自動車ブームの火付け役となった車、 スズキの「ワゴンR」。

広い室内空間や軽ワゴンNo.1の燃費性能、高い走行性能などが特徴で、日常生活における使い勝手の良さをとことん追求していることから高い人気を誇っている。

「ワゴンR」に約10年乗っているユーザーがある日、「初めて知った」便利機能をポストし話題になっている。

<愛車に驚愕の機能が付いてたのを知ってしまった>

<助手席のクッション持ち上げて中に物いれられたのかお前…>

その機能とは、助手席シートの座面が開閉式になっておりしたが収納スペースになっているというものだ。

「ワゴンR」は収納機能の優秀さも多くのファンを獲得する要因の一つ。
リヤシートはバックドア側からもワンタッチで倒すことができ、さまざまな用途を想定したドアポケット収納も豊富。
助手席の座面下に備えられた助手席シートアンダーボックスも「ワゴンR」ならではの嬉しい装備。

「ワゴンR」の助手席の座面と背もたれの境目には、座面を持ち上げて開けるための紐が付いているが、この投稿者が中古車として購入したときからシートカバーがかけられていたため、この紐の存在に気が付かなかったようだ。

ちなみに23年の車名別新車販売台数・軽自動車ランキング1位のホンダ「N-BOX」にも便利機能がある。

パーキングブレーキをかけ忘れて降車してしまった場合にパーキングブレーキが自動でかかるように設定できるのだ。

・アクセサリーをオンにしてシフトレバーをPにいれる
・ブレーキペダルを踏まずにパーキングブレーキスイッチを引き上げる
・音が鳴ったら手を離して3秒以内に再びパーキングブレーキスイッチを引き上げる
・音が鳴ったら手を離す

このような、意外にあまり知られていない車の便利機能について、中古車販売店経営者で自動車ライターの桑野将二郎氏はいう。

「ペーパーレスの時代となり、クルマの取扱説明書もウェブからPDFをダウンロードして読んでくださいというブランドがあるなかで、愛車の機能を完璧に把握している人のほうが少ないのかもしれません」

「ワゴンRに伝統的に装備されている助手席シートアンダーボックスは、実は初代モデルが登場した1993年からずっと変わっていません」

「収納スペースをかせぐ“隠し装備”だけでなく、日本の自動車メーカーが得意としているのが“おせっかい装備”の数々。最近ですと、コンビニフック(コンビニの袋を引っ掛けるフック)や、ドリンクホルダーの横にペットボトルの蓋を置くためのトレイが設置されている車種などもありますが、その用途や目的を知らずに乗っている人が多くいると思います。シートアンダーボックスやシートアンダートレイ、グローブボックスを開けたことがなく、何も収納していないというドライバーが最近は増えているとディーラーに話を聞いたことがあります」

「自分の愛車に隠された機能や装備を今一度探してみるのも、面白いかもしれませんね」

以上、Business Journalからお届けしました。

「ワゴンR」10年ユーザーが驚愕の装備に気がつく…あの車の意外な便利機能 | ビジネスジャーナル「ワゴンR」10年ユーザーが驚愕の装備に気がつく…あの車の意外な便利機能 | ビジネスジャーナル

編集者:いまトピ編集部