ヤフオクで話題沸騰「中古スーパーファミコン」販売価格が1億円を突破…なぜ「異常なプレミア」
Amazon5日にYahoo!オークションに出品されたとある「スーパーファミコン」本体が、8日16時時点で入札額1億円を突破。その金額と出品された商品のプレミアさに、ネット上で大きな反響を呼んでいます。
■ヤフオクで話題沸騰
Yahoo!オークションといえば、ネット上でオークションに参加できるサービス。いわゆるフリマ感覚で出品しているユーザーだけでなく、高価なプレミア商品の出品など、幅広い商品を探すことが可能だ。
そんなYahoo!オークションでは最新ゲームソフトから、ファミコンやスーパーファミコン、ゲームボーイといったレトロゲーム関連商品まで出品されているが、今回「1億円」を突破するというスーファミが現れてしまったのです。
通常、スーファミは状態良好品で約6,000円前後で取引される品であり、1億円になど届くことのない商品となっている。
というのも、今回出品されているスーファミは「試作機」だとされているのだ。試作機とは「機能の検証やソフト開発を進めるために造られたもの」であり、本来は市場に出回るはずのないものでファンにとっては垂涎のアイテムである。
そのプレミア感からか、5,000円から開始した同商品はドンドン値上がりしていき、残り4日の時点で1億円を突破する事態となった。
出品ページには本体の外観写真が複数掲載されている。
見た目は通常のスーファミと同じなのだが、電源ボタンが赤色、さらにはコネクタの形状が異なっているなど、製品版との相違点が多数存在している上、底面に「開発見本用」のラベルが貼られているなどの特徴もある。
正直素人目では本物か偽物かはわからないが、ネット上では1988年に雑誌掲載されたスーファミ試作機の写真を挙げ、共通点を解説した上で「『やっぱ本物っぽいなぁ』と思ってしまう」と分析するユーザーも。
さらには「任天堂がゲーム会社に貸与したものがゲーム会社の倒産などで流出したのかな?」といった推理や、「流出ものだからダメなやつじゃないかな」「これ法務部動くんじゃない?」など、もし本物だったら任天堂側が食い止めるのではないか、と推察する声もあり、大いに盛り上がりを見せています。
しらべぇが伝えています。
編集者:いまトピ編集部