ディズニー最大の失敗は、「日本人が〇〇にめちゃくちゃお金を使う」のを見抜けなかったこと
Amazon東京ディズニーランドは、世界で唯一「ディズニー社が出資していない」ディズニーパーク。
ご存知の通り、オリエンタルランドがライセンス契約で運営しています。
ではなぜディズニー社は出資しなかったのか。
「ディズニー最大の失敗」と呼ばれるその背景には、驚くべき理由があったのです。
以前、山口慶明🇺🇸で何とか生きてる(@girlmeetsNG)さんは、東京ディズニーランドに関してこのようなポストをしました。
「海外でビジネスを行う際には『異文化理解』が必須ですが、その重要性を示す例としてよく挙げられるのが『ディズニー最大の失敗』と言われる東京ディズニーランド。東京ディズニーランドは世界で唯一ディズニー社が出資せず、オリエンタルランドがライセンス契約で運営しているディズニーパークですが」
「その大きな要因が、アメリカのディズニー社は日本人がアメリカ人に比べ全然飲食代を使わないのを見て、東京ディズニーランドは儲からない(アメリカのディズニーパークの収益の多くは飲食代)と判断したから。ところが日本人は飲食代は使わないが『めっちゃお土産代を使う』という文化があったのです」
「アメリカには職場や学校でお土産を渡すという文化がありません。実際アメリカのディズニーのお土産コーナーは日本ほど充実していません。なので日本人がめちゃくちゃお土産を買うという購買行動が読めず莫大な利益を逃したのです。海外ビジネスでは異文化理解がないとディズニーでさえ失敗するという話」
なんと…そのような理由があったとは驚きです。
「ちなみにヨーロッパの人々の国民性は、アメリカ人ほど飲食代を使わず、日本人ほどお土産も買わないので、どちらもあまり収益があがらず、ディズニーランド・パリの不調の要因の一つと言われています。」
経営側にとっては、ヨーロッパが一番厳しいのですね…。
他ユーザーからは、
●昔アメリカのディズニーに行った時、ほんとにお土産がなくて驚いたけど納得です
●そうなんです!!可愛いキーホルダーだ、お土産にしよう!と思ったら全部クリスマスのオーナメントでした!
●アメリカではお土産というよりも、日頃の感謝に対するプレゼントですよね!バレンタイン、サンクスギビング、クリスマス。冬に寄せるのやめてほしかった…
●これ、本当にいろいろな国の人と仕事してると感じますね。本気でその国ごとの文化&取扱の本が欲しいと思ったくらい。文化の違いを押さえずして成功は難しい…
と、多くのコメントが寄せられていました。
改めて、海外でビジネスをする上で文化を理解することが大切だという事を痛感しますね。
以上、BUZZmagからお届けしました。
編集者:いまトピ編集部