2024/6/26 13:36
「餃子の無人販売」を閉店ラッシュに追い込んだのは…「ギョーザ」

コロナ禍の3年で店舗数を10倍以上に急増させた「無人の餃子販売所」は、ここに来て閉店ラッシュに歯止めが効かなくなっているという。
経済ジャーナリストはその原因を、以下のように語っている。
「同業態の1つ目の落とし穴は予想以上に窃盗被害が多かったことでしょう」
さらに、大きなライバルがいたことも見落とされていたという。
「無人の餃子販売所の2つ目の落とし穴は、冷凍餃子の絶対王者である味の素冷凍食品の『ギョーザ』が強すぎることもありました」
「常に改良を繰り返してより美味しく、作りやすい餃子が、300円以下で購入できる。無人で販売されている冷凍餃子は基本的に1パック(30~40個入)1000円と決して安くはなく、物価高が続く中で単品で年間200億以上を売り上げるという味の素の冷凍ギョーザにはなかなか勝てないということです」
餃子の無人販売所は今後も衰退の一途をたどっていくのかもしれない。
以上、アサ芸ビズからお届けしました。
編集者:いまトピ編集部