2024/6/30 13:11

ホンダN-BOX、未使用車を中古に大量流出・・・

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本田技研工業(ホンダ)の人気軽自動車「N-BOX」は今期も国内新車販売台数で第1位となるなど売れ行き好調と伝えられるが、一方では人気に陰りがみられ始めているとの指摘もある。相反する情報が流れる理由はどこにあるのだろうか。
 現行型N-BOXの新車価格は、N-BOX 2WDの164万8900円~N-BOXカスタムターボコーディネイトスタイル2トーン4WDの236万2800円となっており、予算200万円以上が必要となっている。そんなN-BOXのライバルが、同じホンダから2024年3月に登場した。それがコンパクトSUVの「WR-V」だ。

インドで生産され輸入されているWR-Vの新車価格は、Xの209万8800円~Z+の248万9300円と、現行型N-BOXとバッティングしている。このリーズナブルな価格設定がユーザーに支持され、発売から約1カ月で月販販売台数4倍以上の約1万3000台の受注をしているのだ。購入層は軽自動車やコンパクトカー、ミニバンなどからの乗り換えが中心となっているので、N-BOX購入層も見た目が変わらない現行型N-BOXではなく、同じ価格帯だったらとWR-Vを選ぶユーザー少なくないはずだ。
 
これまで、圧倒的な販売台数を誇りベストセラーカーとして君臨してきたN-BOXだが、スペーシアなどのライバルが追従。さらにWR-Vという新しい選択肢が生まれたことで、これまでのような販売台数をキープできなくなっているのだ。未使用車として市場に流通させることにも限界があるので、今後は販売台数が下がる可能性もある。現在、ホンダはN-BOXとフリード以外にヒット商品がない状況なので、N-BOXの苦戦はホンダにとってかなりの痛手となる。まもなくフリードがフルモデルチェンジするという噂だが、N-BOXもなんらかのてこ入れを行う可能性は高い。

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ホンダN-BOX、販売1位陥落危機…未使用車を中古に大量流出の裏技も限界 | ビジネスジャーナルホンダN-BOX、販売1位陥落危機…未使用車を中古に大量流出の裏技も限界 | ビジネスジャーナル

編集者:いまトピ編集部