2024/7/1 08:45

深夜マンションドアから怪奇音…外の光景にゾッとした 監視カメラ「犯人」で二度驚く…

ドア

「事実は小説よりも奇なり」とはよく言ったものだが、そうしたケースに遭遇するのは希。だからこそ遭遇した際、この言葉が重みをもって感じられるのだろう。

なお現在X上では、神奈川県横浜市のマンションで発生した「ホラーすぎる怪事件」の予想外な犯人に、驚きの声が寄せられている。

■何度もドアノブを回す犯人は…
さて今回注目したいのは、Xユーザー・Yebisu303さんが6月21日に投稿した一連のポスト。

投稿は「先日深夜、何度もドアノブを開けるような悪戯された件」という書き出しから始まり、何やら犯罪の匂いが漂っている。しかし続く詳細と、ポストに添えられた画像を見て思わず驚き。

「管理会社に問い合わせてオーナー経由で監視カメラ調べて貰ったら、どうやらハクビシンの仕業だったらしくてクソ笑ってる。そんなことある?」という文章が示すように、写真にはマンション内に侵入したハクビシンの姿が写っていたのだ。

■「深夜にやられたらマジで怖い」
こちらのエピソードは人々に衝撃を与え、件のポストは投稿からわずか数日で1万件以上ものリポストを記録するほど大きな話題に。

Xユーザーからは↓
「泥棒じゃなくて良かった」
「まさかのほっこりオチ」
「親身に対応してくれる管理会社さん、オーナーさんで良かったですね」など、安堵の声が続出。

一方で「深夜にこれやられたら、マジで怖いだろ」「我が家の近所にもハクビシン出るから、他人事じゃないな…」「だいぶ面白いけど、怖い」といった驚きの声も多数上がっていました。

■「年間50件ほど」と思いきや…
横浜市からの回答によると、ハクビシンおよびアライグマの合計捕獲数は、2021年が1,015頭、22年が1,085頭、23年が1,388頭と判明。記者は「多くても毎年50件ほどでは…」と予想しており、まさか桁が2つも違うとは夢にも思わなかった。

「目撃情報については、単体の集計はありません」とのことで、市内における実際の生息数はさらに多いことだろう。

なお、横浜市の広報、およびみどり環境局公園緑地部環境活動事業課の担当者に事情を説明する際、「深夜にマンションのドアノブを回す音が聞こえたけれど外には人影が見えず、呼びかけにも反応しなかったそうです」という下りになると、両者共に「それでそれで?」と、非常に興味をひかれた様子に。

記者も心境としては「怪談を語る稲川淳二」で、自身の体験で無いにも関わらず、正直ノリノリであった。

そして「じつはハクビシンが犯人だった」とオチを説明すると、「そのオチは読めなかった〜!」と言わんばかりの、非常に良いリアクションを見せてくれた。

実際、みどり環境局公園緑地部環境活動事業課の担当者は「ハクビシンの被害は主に、木造家屋の天井裏等への侵入や家庭菜園、果実等が対象となり、マンションなどの鉄筋コンクリートの建物では被害はほとんど発生しません」「マンション敷地内で捕獲された事例はわずかです」とも説明していたのだ。

しらべぇが伝えています。

深夜マンションのドアから怪奇音、外の光景にゾッとした 監視カメラの語る「犯人」で二度驚く… – Sirabee深夜マンションのドアから怪奇音、外の光景にゾッとした 監視カメラの語る「犯人」で二度驚く… – Sirabee

編集者:いまトピ編集部