2024/7/1 18:08

パチンコの「マルハン」、もしかして「超ホワイト企業」?

パチンコ

パチンコホール業界最大手、マルハン。
そのマルハンの「任給」「年収」「労働時間・環境」「福利厚生」などの待遇が非常に良いと、一部ネット上で話題を呼んでいるのをご存知だろうか。

マルハンといえばパチンコ事業というイメージがあるが、同社の経営の強みとなっているのが、飲食施設や各種レジャー施設、温泉旅館、ゴルフ場、ビルメンテナンス事業や金融事業など「非パチンコ事業」である。

パチンコ業界をはじめとするアミューズメント業界は長時間労働で休日が少ないというイメージもあるが…

マルハン公式サイトの採用ページには以下のように記されている。

・1日あたりの実働8時間の勤務時間を基準とした変形労働時間制。

・公休は1週間あたり2日以上。

・独身者は月1万8000円、家族帯同者は月2万5000円からの自己負担で住める社宅が用意。

・家族手当・寒冷地赴任手当・帰省旅費手当など各種手当も支給。

・社員と家族の誕生日や学校行事、自己学習、リフレッシュ(レジャー、美容、健康診断)などのために有給休暇を取得することを推進。

気になる業務内容は、主にホール業務・バックオフィス業務・遊技機関連業務の3つに分けられる。

年収モデルは、店長は約820~1100万円、エリア長は約1400万円、営業部長は約1800万円。

「パチンコホール業界でマルハンは事業規模的には突出した存在」

そう語るのは、元遊技メーカー社員だ。

「長期的にみればパチンコ事業の売上は低下していくため、ゴルフ場や宿泊施設、レジャー施設の運営から不動産関連、金融、人材、そして海外事業と幅広く手掛けており、もはや一パチンコ企業の域を超えている。実態としては一般的な大企業と変わりがないのではないか」

「パチンコ業界は過去の経緯・実態なども影響し、イメージが良いとはいえず、新卒の就職先としては選ばれにくいため、労働環境や待遇を他の業界以上に良くしておかないと人材の獲得競争で負けてしまう。特にマルハンはIT事業、金融事業、レジャー事業に力を入れており、こうした領域で高い専門性を持つ優秀な人材を獲得してつなぎとめておく必要があり、高い待遇の維持を意識していると思われる」

人事コンサルタントはいう。

「イメージの良い事業は人材も集めやすいため、大手企業でも平均給与は低め。マルハンは、上位大学以外の学生にとっては狙い目の企業の一つといえるかもしれない」

イメージとは違う「ホワイト企業」っぷりに、世間の注目が集まっている。

以上、Business Journalからお届けしました。

パチンコ大手マルハン、高収入&超ホワイト企業?年収1千万円、残業は月8時間 | ビジネスジャーナルパチンコ大手マルハン、高収入&超ホワイト企業?年収1千万円、残業は月8時間 | ビジネスジャーナル

編集者:いまトピ編集部