そうめん「赤と緑の麺?そんなものは作ってない」じゃあなんで売ってるの…
Amazonそうめんは白い乾麺が束になっていますが、束の中に赤と緑の麺が数本入っているのを見たことはありませんか?
この赤と緑の麺はなんのために入っているのか…。
日本三大そうめんの現地組合である『奈良県三輪素麺工業協同組合』と『小豆島手延素麺協同組合』に話をうかがいました。
すると両者から驚きの回答が…
「そうめんの束に、色が異なる色の麺が入った製品は製造していない」
なぜ製造していないのに入っているのでしょうか…。
「色違いのそうめんを同じラインで製造していたら、もしかすると間違って入ることがあるかもしれません。
その可能性はゼロではありませんが、仮にそのようなものができても除けるので、白いそうめんの束の中に、色違いの麺が混じったものがお客さまの手元に届くことはないはずです。」
いやいや、よく見ますよ?
色違いの麺が入っているそうめん。
そうめんといえば『揖保乃糸』が有名ですが、その販売元である『兵庫県手延素麺協同組合』にも話を聞くと、驚きの情報が。
「ひやむぎならある」
なんと色違いの麺が入っているのは「そうめん」ではなく「ひやむぎ」だったのです!
その理由は2つ。
1.そうめんとひやむぎの見分けが付きやすく、「これはひやむぎ」と区別できるように入れている。
2.食べる時、食卓に赤と緑の麺が涼感を添えてくれる。また、「入っていると嬉しい」というポジティブな気持ちをお客さまに感じてもらえる。
恐らく「そうめんに赤と緑の麺が入ったもの」というのが間違いで、それはそうめんではなく、ひやむぎだったのでしょう。
詳細は、grape [グレイプ]をご覧ください。
編集者:いまトピ編集部