2024/8/7 14:11

5分でエアコンを高性能にする裏ワザ…プロもベタ褒め「高額エアコン買うより高性能」

エアコン

以前X上では、エアコンのプロがベタ褒めした「室外機の工夫」が大きな話題となっていたのをご存知だろうか。

「お客さん作の日除け。素晴らしいです」

注目を集めていたのは、電気工事業者の「量販店エアコン工事ねこ」さんのポスト。
ラティス(木製の柵)とすだれを組み合わせて作った「日除け」が室外機の横に立てかけられた写真が添えられている。

「外気温50℃まで対応の高額エアコンなんか買うより、この方がよっぽどエアコンは性能を発揮できますよ。創意と工夫こそ生きる術です」

とエアコン工事ねこさんはベタ褒め。

Xユーザーからも

「エアコンも喜んでますわ!」
「直射日光を避けられるのは大きい」
「我が家もこれ作ろう」
「なるほど、その手があったか」

など称賛の声が多数寄せられていたが、ではなぜ、こちらのDIY設備がエアコンの性能をグレードアップさせるのだろうか? 

これには「室外機」の機能が、大きく関係しているのだ。

「室内機」が部屋の空気から熱を取り除き、熱が取り除かれた涼しい空気を室内機が再び部屋に送り込み、これを繰り返すことで、部屋の空気が次第に涼しくなっていくのがエアコンのメカニズム。

そして、室内で取り除かれた熱を運んでいるのが室内機と室外機を結ぶパイプを通る「冷媒」と呼ばれる物質。

取り除かれた熱はこの冷媒に乗せられて運ばれ、室外機から屋外に放出される。

そのため室外機周辺の外気温が何らかの原因で高くなりすぎる(=外気温と冷媒の温度差が小さくなる)と、冷却効率が低下し、いわゆる「エアコンの効き」が悪くなってしまうのだ。

こちらの対策としては「室外機への直射日光を防ぐ」ことが望ましい。
しかしカバーなどで覆ってしまうと室外機の吹き出し口が塞がれ、放出した熱風が再度吸い込まれる…という、悪循環に陥るハメに…。

そのため直射日光を防ぎつつ、通気性も損なわない、というのが今回の設備の素晴らしいポイント。

材料がホームセンターで簡単に手に入る点に加え、わずか数分でセットできるのも嬉しい。
エアコンの効きが悪いなと思ったら、一度「室外機」の環境を見直してみても良いかもしれない。

以上、Sirabeeからお届けしました。

自宅エアコンをたった5分で高性能にする裏技 エアコンのプロも「素晴らしい」とベタ褒め – Sirabee自宅エアコンをたった5分で高性能にする裏技 エアコンのプロも「素晴らしい」とベタ褒め – Sirabee

編集者:いまトピ編集部