2024/8/9 14:43
備蓄には「浄水ではなく水道水」
2024年8月8日、気象庁は『南海トラフ地震臨時情報』を発表。
これ受けて、SNS上では、水や生活物資を一部の人が大量買いする『買い占め』行為を懸念する声もあり、Xでは一時『買い占め』がトレンドに上がっていました。
そんな中、警視庁が過去に発信した、水道水の保存期間にまつわる情報が備蓄の参考になると話題になっています。
「水道水は塩素の効果で雑菌等の繁殖を抑え、常温で3日、冷蔵庫で10日程度(飲用)保存できます。
また浄水器を通した水や白湯は塩素の効果が弱まるため長期保存(飲用)には不向きです。
災害時の飲用水は長期保存が可能な市販のもの、生活用水は水道水の汲み置きを利用する等、備蓄の参考にして下さい。」
普段の飲用には、浄水器等を使って浄水を使っている人も多いはず。
水道水の方が保存に向いているというのは盲点かもしれません。
人間に必要な水の量は、飲み水と生活用水を合わせて、1人1日約3ℓです。
東京都水道局のウェブサイトによると、この量を目安に、3日ぶんの程度の水をくみ置きをしておくといいそうです。
ネット上では、
「水道水は意外といけるんだな」
「スーパーマーケットで、すごい勢いで水が売れていたけど、いったん落ち着こう」
「水を買う前に、取りあえず水道水を保存しておこう」
といった声が上がっていました。
いざという時に慌てないよう、日頃からポリタンクなどの容器に水道水を保存したり、お風呂に水をはっておいたりなどの備えをしておきたいですね。
詳細は、grape [グレイプ]をご覧ください。
編集者:いまトピ編集部