2024/9/9 13:36
「〇〇なズッキーニ」は食べないで…「しっかり火を通せば大丈夫」は通用しない
Amazonサラダにスープ、煮込み料理に揚げ物と、さまざまな料理に使える万能選手「ズッキーニ」。
時々苦味が強いものに当たることがありますよね。
苦味の強いズッキーニについて、農林水産省の公式サイトでは以下のように注意喚起しています。
「ズッキーニやユウガオなどのウリ科植物は広く食用として栽培されていますが、苦味成分である『ククルビタシン』が含まれます。
ククルビタシンを多量に含むウリ科植物を食べることで腹痛、下痢、嘔吐などの症状を引き起こすケースがあるので、普段とは違った強い苦味を感じた場合は食べないことが大切です。」
ククルビタシンは、加熱しても分解されません。
「しっかり火を通せば大丈夫」が通用しないので、十分に注意してください。
過去には、ククルビタシンを含むユウガオを使ったスープが原因で、食中毒になったケースも報告されているそうです。
ククルビタシンを含む食物でも、少しの苦味であれば特に問題はないそうです。
「食べても大丈夫かどうか、見極めが難しい…」と感じたら、以下を参考にしてみてください。
・違和感を覚えるほどの苦味を感じる
・苦味で料理全体の味が変わってしまっている
・口にすることに不安を覚える
これらに当てはまる時には、ためらうことなく処分!
ウリ科植物は私たちにとって身近な野菜。
1年を通じて口にする機会も多いため、食中毒リスクについて正しい知識を身につけて、安心安全に味わいましょう。
詳細は、grape [グレイプ]をご覧ください。
編集者:いまトピ編集部