2024/9/13 13:01

iPhoneが「日本のケータイより周回遅れ」の理由…「アップルは〇〇だから負けない」

iphone

米アップルが10日、iPhone 16シリーズを発表し話題を呼んでいる。

しかしSNS上では、

「iPhoneに搭載する新機能をだいたい富士通が先周りしている」
「ソニーのほうが数年先行している」

として、かつて富士通が手掛けていたスマホシリーズ「arrows」やソニーの「Xperia」のほうが先行して開発・搭載していた機能を、実はiPhoneが周回遅れで搭載するケースがあるという見方が一部で話題を呼んでいる。

ITジャーナリスト・石川温氏はいう。

「日本メーカーのケータイが『ガラパゴスケータイ(ガラケー)』といわれていたように、世界を置いていき、独自の進化をしていたのは事実です」

「ソニーであれば、ケータイで音楽が聴ける機能を提供していたり、FeliCaのような非接触決済技術ももともとはソニーの技術です。富士通もボタンをスライドして操作する機能や、特定のフォルダを隠せる機能など、iOS18で搭載された機能を10年以上前に導入しています」

「ソニーや富士通の携帯電話は販売数も少ないので『誰も考えないアイディアや技術で勝負』せざるを得ませんが、iPhoneは販売数も多く、『横綱相撲』で本当にユーザーが求めているもの、他社が導入してユーザーに支持されている機能を後から搭載しても、何ら問題ありません」

「スティーブ・ジョブズがCEOだった頃は、アップルは先進性、革新性のある企業というイメージでしたが、ティム・クックCEOになってからは『後出しじゃんけんで、絶対に負けない勝負をする堅実な企業』に生まれ変わっています」

「業界全体を研究して、絶対負けない勝負を仕掛けてくるのが今のアップルなのです」

以上、Business Journalからお届けしました。

「実はiPhoneの機能はソニーや富士通より数年も周回遅れ」は本当? | ビジネスジャーナル「実はiPhoneの機能はソニーや富士通より数年も周回遅れ」は本当? | ビジネスジャーナル

編集者:いまトピ編集部