ローソン、「クレーンゲーム」続々設置→売り場を圧迫するのに「2倍以上の売上」
ローソンが、続々と店内に「クレーンゲーム」を設置し、大反響を呼んでいる。
もともと、2022年ごろから京都の一部店舗でクレーンゲームを設置し始めたが、今年3月から首都圏に拡大させ始めた。
さらに8月5日、ローソンは2025年度中にクレーンゲーム機の設置店舗数を1000店に広げると発表。
ゲームをするために店舗を訪れる、という客もいるほどのようだ。
ゲーム機は1台当たりクレーンが4機で、これを2台設置するのが標準。
キャラクターのぬいぐるみを中心に、雑貨などの景品もある。
近隣にアミューズメント施設がない地域や、外国人旅行客が多く訪れる地域の店舗などでは、集客効果が高いとみられている。
しかし、小型化しているとはいえ一定のスペースを必要とすることから、「商品を置く場所が減り、売り上げを圧迫しかねない」と懸念する声も。
ローソンに話を聞いた。
「店舗ごとの客層に合わせているため、一部景品内容が異なります」
「設置店の中には当初想定の2倍以上の売上となっている店舗もございますのでプラスとなっています」
「データとして取れているものではございませんが、観光立地の店舗ではインバウンドのお客さまにもご利用いただいています」
「店舗側のご希望、設置スペースの有無、ご利用ニーズの有無などの観点から検討して設置場所を決めております」
全国的にゲームセンターは減少しているが、クレーンゲームの人気は高まっている。
実際に、クレーンゲームをするためにローソンを訪れるという人も出てきている。
そのような人が“ついで買い”をしたり、リピート来店することで、ローソンの売り上げは伸びてくるだろう。
今後コンビニは「物を買う場所」だけではなく、「何かを体験する場所」にもなってくるのかもしれない。
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編集者:いまトピ編集部