セブン、不振
セブン-イレブンの業績不振が鮮明になりつつある。
競合するローソンとファミリーマートは2024年3~8月期、前年同期比で増益となった一方、セブン&アイ・ホールディングス(HD)のコンビニ事業は国内・海外そろって減収になったとみられる。
じわりと始まったセブンの不調の背景には、これまで「パッケージ詐欺」などと指摘されてきた食品類などの“容器底上げ”や誤認させかねない塗装など、消費者への不誠実な姿勢が影響しているのではないかという声も広まっている。
<ファミマが40%増量とか太っ腹なことやってる中 セブンは海苔柄パッケージとか たっぷりペイントとか トリックアート部署大活躍なんだもん>
<セブンが上げ底するなか、他社はバカ盛してる>
<客を馬鹿にしてれば、セブンの利用客が減るに決まってる>
<値上げして実質0.7人前くらいのペラペラ弁当にするのを繰り返してたらこうなるよ>
<消費者を騙す大喜利大会みたいになってたし 今更【うれしい値】とかやっても、失ったモノは取り戻せない>
<こうやって積み上げてきた「もうセブンイレブンは使わない」と決めた人たちの行動が今回の数字に出たなら、先は長くないなぁ>
<セブン苦戦ってそりゃそうだ 量減らしと値上げを何年も続けてきたんだから>
<底上げ弁当とか客を舐めすぎだし「セブンは高い、せこい」ってイメージを払拭ないとお客は戻って来ません>
コンビニチェーン関係者は語る。
「容器の上げ底やスカスカ状態になる件については、同じ業界の人間としては少しセブンに同情してしまう面もあります」
「食品類に関していえば、ファミマとローソンと比較してセブンは価格が高めで量が少なめというのは事実でしょう。その分、セブンは品質にこだわってはいるものの、そこまで品質は高くなくてもよいので安くてボリュームが多いほうがいいという消費者は少なくないです」
「セブンはこれまで徐々に値上げを進めてきましたが、消費者の実質賃金はここ何年も減少が続いており、懐事情が厳しくなるなかで絶対額としての価格をよりいっそうシビアに考慮するようになり、『さすがにセブンの価格には、もうついていけない』という人が増えたのかもしれません」
「『セブン=高い』というイメージがここまで広まってしまうと、客足が回復するまでは一定の時間を要するとは思いますが、今、セブンの店舗に行くとわかりますが『うれしい値!』の商品をはじめ明らかに手頃な価格の商品が増えており、それが認知されるようになれば、徐々に既存店売上高も回復してくるのではないでしょうか」
以上、その他詳細はBusiness Journalをご覧ください。
編集者:いまトピ編集部