スイーツパラダイス、「塩むすびと豚汁」パラダイスになる
デザートバイキングチェーンとして名を馳せる「スイーツパラダイス(スイパラ)」。
常時30種以上のデザートを提供しているほか、パスタ・サラダ・スープなどの軽食も食べ放題となっている。
そんなスイパラが10月9日、塩むすびと豚汁の食べ放題を行うと発表。
16日にスイパラの公式Xで
「塩むすびと豚汁の食べ放題が始まりました」
と塩むすびと豚汁の写真が投稿されると、
「ネタだと思ったのに本当に始まった!」
「塩むすびと豚汁の食べ放題出すのとか天才なの?????日本食歓喜すぎる」
「すごい助かる 甘いもの食べてる時はしょっぱいものがほしくなるので」
と、SNS上では歓迎する声があふれた。
さらに、
「この2枚の画像でワクワクしちゃう スイパラ行きたくなる 塩むすびと豚汁のために」
「どっちも大好きで行きたすぎる」
「これだけで無限に食ってられるやん」
など、スイーツではなく、塩むすびと豚汁のためにスイパラを訪れたい、との声も少なくない。
イパラを運営する井上商事・広報企画室に話を聞いた。
「スイーツやフードの食べ放題に加えて、旬のフルーツが食べ放題になる『フルパラコース』が人気です。そのコースでは、自社で立ち上げた『スイパラ農園組合(通称、スイパラ農園)』の契約農家より産地直送で仕入れたフルーツを提供しています」
「契約している山形県の農家さんの中に、フルーツだけでなく稲作も行っている方がおり、その方から山形県産『はえぬき』、さらに紹介を受けて、茨城県江戸崎地区産のかぼちゃ『くり将軍』を卸していただくことになりました。それらを美味しく召し上がっていただける商品として『塩むすびと豚汁』の提供を行うことになりました」
「『甘いと塩っぱいの無限ループ』は、スイパラの醍醐味の一つです。その塩っぱいカテゴリーの期間限定メニューとして『塩むすびと豚汁』を提供します。甘いものだけを食べるより、途中に塩っぱいものを食べたほうが、結果的に甘いものをより多く食べることができます」
「フードカテゴリーにも力を入れていく予定です。今年になって、パスタの提供方法を『茹でパスタ・セルフでソースをかける→フライパンで一種ずつ作成・提供』に変更も行っています」
利用客からの反応はどうなのだろうか。
大変好評です。HPの閲覧ページもフードページが1位になっています。Xに『塩むすびと豚汁を食べた』と投稿していただく方も多数いらっしゃいます。『塩むすびと豚汁を食べる』が目的となって来店いただくお客様がとても多くなっています。
スイーツ食べ放題の店と聞けば、確かに女性客が多そうなイメージだが、塩むすびと豚汁が食べられるとなると、男性客も来店するきっかけになるのだろう。
ミスタードーナツも、1992年に「飲茶」メニューを始めたところ、昼時の利用客が増えたという。
スイパラも今後は「食事もできるスイーツチェーン店」というスタイルを確立していくのかもしれない。
以上、Business Journalからお届けしました。
編集者:いまトピ編集部