高い買い物をしたあと「なぜか」安い買い物をしてしまうワケにゾッとした
どれだけ普段節約していても、なぜか無駄なお金を使ってしまうことってありませんか?
今はマーケティングに心理学が多く使われているため、よくよく注意しないとすぐに罠にハマってしまいます。そこで今回は、知っておくと便利な心理学の知識を紹介しましょう。
■テンション・リダクション効果とは?
心理学には「テンション・リダクション効果」という概念があります。これは、緊張から解放された反動で注意力が散漫になり、無防備になってしまう状態のことをいいます。
例えば、大きな仕事が一つ終わると開放感に包まれますよね。こういう時期は気持ちが緩んでいるのと同時に、財布の紐も緩みがちなので注意が必要なのです。
■テンション・リダクション効果が使われるとき
では、実際にテンション・リダクション効果が使われる例をみていきましょう。
お店で少し高めの服を選んで買ったとします。そのとき、店員さんに「これと合わせるととても素敵なこちらの服もご一緒にいかがですか?」と勧められます。値段が安い物だと、人はついつい買ってしまう傾向にあるのです。
他には、ネットショッピングで買い物かごに商品を入れた後、会計に進む前にオススメ商品が出てくることがあります。これも、同じ手法を使ったマーケティング戦略です。
■体調を崩してしまうこともある!?
テンション・リダクション効果は、お金に関わることだけではありません。例えば、大きな商談が終わった瞬間に体調を崩すのも“あるある”です。
この心理を自分でコントロールするのはなかなか難しいですが、理論を知っているだけでも自分の行動を抑制することはできそうです。ぜひ参考にしてくださいね。
以上、アサジョから紹介しました。
編集者:いまトピ編集部