無印良品「不揃いバウム」意外すぎる
Amazon定番商品やお気に入りの逸品に出会うと「その後の新規開拓を避ける」という人は、決して少なくないだろう。
今回はそんな「保守派」な読者諸君に、この無印良品週間中に「絶対買うべき商品」を紹介したい。
無印良品を代表する人気商品が『不揃いバウム』シリーズ。そして、そんな『不揃いバウム』を象徴するのが「バナナ味」である。
つまり、やや飛躍した理論であることは承知だが、「不揃いバウムのバナナ味=無印良品の顔」という捉え方もできるだろう。
しかし、いち「不揃いバウマー」(不揃いバウムを愛好する人物、の意)としては、知人との会話で『不揃いバウム』が話題にあがった際、「とりあえずバナナ味を食べておけば間違いない」「バナナ味しか食べたことがない」といった意見を耳にし、モヤモヤを感じていたのも事実。
そこで今回は、全国の10~60代に男女522名を対象としたアンケート調査にて、『不揃いバウム』のバナナ味に関する質問を投げかけてみる。
調査の結果、無印良品の『不揃いバウム』と聞いて「バナナ味」を連想するのは、全体の21.8%と判明。思っていたより控えめな数値だが、性年代別の回答を見ると、興味深い傾向が。
じつは男女で回答傾向がガラッと変わり、10〜20代の男性で「バナナ味」を連想する人物は25.9%だが、同年代の女性の場合は40.0%と、約15ポイントもの差が生じている。
30代女性は約3割、40代女性は4割近くが「バナナ味」と回答しており、男性より女性の方が「不揃いバウム=バナナ味」というイメージを持つ傾向にあるようだ。
続いては、無印良品を展開する「良品計画」に、『不揃いバウム』バナナ味の歴史について尋ねてみることに。その結果、驚きの事実が明らかになったのだ…。
無印良品は誕生以降、「バウムクーヘン」シリーズを展開しており、残念ながら同シリーズが「いつから販売開始となったか」については、特定できなかった。
だが、現在の『不揃いバウム』と聞いてユーザーが連想するような細長い形状のバナナ味バウムクーヘン商品は、2000年に誕生したことが判明。
こちらの詳細について、良品計画の担当者は「2000年以前にもバウムクーヘンの販売はありましたが、現在のようなスティック状ではなく、平たいタイプで販売しておりました」「2000年のバナナバウムより、タテに細長く切ったものに変更となりました」と補足している。
その後、商品名に「不揃い」を冠したのが2017年以降のこと。つまり『不揃いバウム』自体はまだ誕生して10年に満たないが、「バナナバウム」自体は20年以上もの歴史がある商品なのだ。
以上、sirabeeから紹介しました。
編集者:いまトピ編集部