ローソン「本当にマズい」新商品、「これがセブンだったら…」
「マヨラー待望の新商品」「マヨネーズ風ドリンク」と銘打たれた、11月26日発売のローソンの新商品が話題になっている。
「マヨのコクと酸味をチルド飲料で再現」(ローソン公式サイトより)したという一品で、好き嫌いが分かれそうな商品だが…。
パッケージにはマヨネーズのイラストとともに「マヨネーズではありません」「社外秘ではない」といった遊び心にあふれる記述もみられる。
SNS上では実際に食べた人たちから以下のような声が。
<水溶きマヨネーズの味がしました>
<本当にまずかった>
<想像よりマズかった>
<飲めないほどではないがマズイ>
<飲むたびにうぇ…って声出る>
<本当にマヨネーズ味の液体のため、おいしくありません>
ローソンは「テスト販売中」というシリーズを展開しており、今回の「飲むマヨ」もその一品。
気になるそのお味だが、年間1500種類以上のコンビニ飯を食べるコンビニグルメ研究家でサイト「いぬきちのコンビニ飯」を運営する「いぬきち」氏は語る。
「率直にいって賛否両論が分かれる商品だと思います」
「ヨネーズをダイレクトに飲んでいるような感覚で、飲み物として単品で飲むのはちょっと厳しく、おかずのような感覚でパンと一緒に飲むというのが一番しっくりときそうですが、それでもパンにマヨネーズをつければ良いだけで、個人的には半分しか飲めませんでした」
「かなりニッチな層には受けると思えるドリンクで、リピートというよりも話題を求めた商品だと思います」
「味やクオリティという面からはオススメしませんが、話題性という意味では一度飲んでみる価値はあると思います」
「ローソンは『盛りすぎチャレンジ』や現在販売中の『メガ焼きそばパン』(334円)など、他のコンビニ比べて話題性の部分では長けていると思います。『飲むマヨ』も普通に飲めばちょっと厳しいと思えるものも、テスト販売と銘打てば顧客の興味を引くことができるでしょうから、うまい手法だと感じます」
「たとえ美味しくなくても、テスト販売ということで購入者は自分が審査員になった気になれます。もしもこれがセブン-イレブンだったら、通常の商品として売ってしまい、クレームの嵐がわくかもしれません」
では、なぜローソンはこのような賛否両論を呼びそうな商品を発売したのだろうか。
実食した30代男性は「死ぬほどマズイ。なぜこんな商品を発売したのか意味が分からない」というが、大手コンビニチェーン関係者は語る。
「マジョリティーではないものの、とにかくマヨネーズが好きという消費者は一定数おり、そういう人は一人で何個も購入したりリピーターになってくれる可能性もあるため、安定的に売れる商品になることが期待でき、ローソンとしては試行的に販売してみたということではないか」
あなたも一度飲んでみる?
以上、その他詳細はBusiness Journalをご覧ください。
編集者:いまトピ編集部