2024/12/8 12:46

「危険でしかない」バルミューダ「元デザイン部長」が開発した〇〇が波紋

バルミューダAmazon

数々のグッドデザイン賞を獲得し、おしゃれ家電として人気を博したバルミューダ。

そのバルミューダから独立したデザイナーが手掛けた新しい扇風機のデザインが、注目を集めているのをご存知だろうか。

「DesignStudio iD4」は、バルミューダでプロダクトデザイン部のエキスパートを務めた髙野潤氏が独立、2023年に立ち上げた会社。

これまでにスマートアラームクロックやヘアードライヤーなどを発表している。

高野氏は11月27日から12月1日まで開催された「DESIGNTIDE TOKYO 2024」で、扇風機と空気清浄機の2つのコンセプトモデルを発表したが、扇風機のあまりにも独特すぎるデザインが話題になっている。

扇風機はバルミューダを思わせる洗練されたモダンなデザインだが、一方で極細の長いスタンドや、配線が内蔵されておらずむき出しになっていることから、使用中の安定性や危険性を指摘する声が寄せられたのだ。

SNS上では、

「未来感のあるデザインだけど、危なっかしくて使えない」

「昭和37年頃のナショナルのデザインですね」

「おしゃれだけど機能性は二の次なのが残念。羽根にカバーがなく危険でしかない」

などと、どれも手厳しい。

高野氏は自身のXで、

「宇宙ステーションか何かのように見える部品ができた」

と語っており、扇風機のデザインにはかなりこだわりがある様子。
もちろんコンセプトモデルゆえ、このままの形で製品化されるわけではないだろうが、せめて羽根のカバーや配線は内蔵してほしいという意見が圧倒的のようだ。

おしゃれなデザインで大人気になったバルミューダの株価は、自社開発したスマートフォンの不評などが原因とされ、一時は2400円を超えていたが、現在は960円前後と6割減に。

デザイン性を優先するあまり、スペックの割に価格が高いといった指摘も少なくない。

まだコンセプトモデルの段階ではあるが、バルミューダのデザインを率いていただけに、高野氏の扇風機にもネガティブな目が向けられてしまったようだ。

以上、アサ芸ビズをご覧ください。

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編集者:いまトピ編集部