メルカリでよく見かけるアレ、ダサい
11日深夜放送『永野&くるまのひっかかりニーチェ』(テレビ朝日系)で、ブレイク中のお笑い芸人・令和ロマンの高比良くるまが「いろいろなモノに資産性を見出す風潮」を切り捨て、共演する永野らを唸らせた。
いろんなことにひっかかる性格の永野と高比良が、番組で募集した「生活のなかで生まれた妙にひっかかってること」を語り合う同番組。
42歳・会社員の男性は「オールドバンドTシャツブームにひっかかりを感じます」と言及。自身を老害だと反省しつつも、本来はそのバンドを好きなファンが着るべきTシャツを曲も知らない若者が堂々と着ている姿に違和感があると男性は主張した。
ここから、20年前からの筋金入りのサッカーファン・三谷紬アナは「サッカーのユニフォーム」も流行中でプレミア価格で販売されていると吐露。選手も知らず「かっこいい」との理由だけでユニフォームを着る若者に「めっちゃ腹立ちます」と怒りをにじませる。
サッカーもバンドも「観に来てほしい」との思いでTシャツ・グッズを制作すると三谷アナは前置き。「最初に買った人は絶対に好きじゃないですか。でもこのブームに乗っかって高額で転売していることがまず1つ腹が立つ」「(ファッションブランドとは)目的が違う」と熱弁した。
高比良は「着ていることの罪よりも売っていることの罪がメイン」だと三谷アナの主張を分析。「転売の古着もそうなんですけど、投資みたいな感じで時計も買うし…なんか始まったじゃないですか。あれってなんかの1個の背伸びだと思ってて」と語りだす。
投資は株や金がこれまではメインだったが、Tシャツや時計なども投資の対象になっていると強調。「『いろんなモノに資産価値が出たぞ』ってなんか、みんなが言いたくなってる気配をすごく感じるんですよ。俺はダサいと思っちゃって、それありきで買ったりしてること自体が」と転売・投資目的で商品を購入する層に苦言を呈した。
「ちょっとした『経済の知ったか(ぶり)』みたいなのをしてる気配があるんですよ、あいつら全員。なんか…経済学を学んだみたいな顔するんですよ」と高比良は語る。「あの知ったか嫌いなんだよな」「ちょっとメルカリを上手に使ってるだけで、さも『私はお金2.0です』みたいな体をとられているのがムカつくのよ」と本音を漏らした。
あらゆるモノに資産性を見出す昨今の風潮を切り捨てた高比良らに、視聴者からも「至極真っ当な意見」「何人か先輩芸人の顔がチラつく」「投資=転売なのに投資ってカッコつけて言い換える人嫌いだなぁ」と共感する声が目立っている。
以上、sirabeeから紹介しました。
編集者:いまトピ編集部