ほうれん草を食べすぎると「石が…」
Amazonほうれん草に含まれる栄養素には、健康によい作用を持つものが豊富!
ただとり方を間違えてしまうと体調をくずす危険性もあるのだとか…。
ほうれん草の栄養酢には、栄養素には、骨を丈夫にする、動脈硬化を防ぐ、抵抗力を強化する、老化や日焼けを防ぐ、血行を促進する、血圧を下げるなどといった働きが期待できます。
このほか、ほうれん草には甘みのもととなるキシリトールも。
キシリトールの虫歯予防の効果は有名ですよね。
上手にとり入れることで体の健康増進だけでなく、口の中の健康維持にも役立つほうれん草。
しかし過剰に摂取したり体質によっては思わぬデメリットが…。
◾️下痢や便の色が変わる
ほうれん草に含まれる食物繊維をとり過ぎてしまい、下痢を起こすこともまた、ほうれん草には鉄分あります。
◾️歯石がつきやすくなる
ほうれん草を食べすぎてしまうと、シュウ酸が唾液中のカルシウムと反応して歯の表面にくっつきやすい成分に変わり、歯が着色しやすくなったり、こびりついて歯石になることに…。
歯石がつくと歯科での除去治療が必要となり、表面がざらついてしまい、そこに細菌が増殖すると歯周病を引き起こしかねません。
◾️結石ができやすくなる
ほうれん草に多く含まれるシュウ酸は、腸から体内に吸収されると腎臓でカルシウムなどと化学反応を起こし、結晶化します。
その結晶が集まって固まると「結石」と呼ばれ、大きさやできた場所によっては背中・脇腹・下腹部の痛み、吐き気、血尿、頻尿などを引き起こしてしまうのです(尿路結石)。
とくに、過去に結石ができたことがあったり、暴飲暴食、肥満や生活習慣病のある人はリスクが高いとされているので注意しましょう。
◾️アレルギーのような症状が出る
ほうれん草には、「仮性アレルゲン」の原因となるヒスタミンも多く含まれています。
食物アレルギーとは異なり、大量に食べたからといって必ず仮性アレルゲンが起こるのではありません。
食べる頻度や量、そのときの体調などに影響され、一時的に起こるという特徴があるのです。
◾️健康な成人は1日にどれくらい食べても大丈夫?
日本人の食事摂取基準(2020年版)の数値を参考にすると、安心して食べられるほうれん草の適量は120gほどと言えます。
ただし、すでに結石ができたことがある人の場合は、主治医の指示に従って食べる量を調整してくださいね。
以上、その他詳細はサンキュ!をご覧ください。
編集者:いまトピ編集部