約6割の人が「〇〇を失っている」現実の生活は…
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女595名を対象に「夢や目標」に関する意識調査を実施したところ、全体で42.5%の人が「将来の目標や夢を持っている」と回答したと紹介。
夢を持ち続けるためには現実とのバランスが求められるために、6割近くの人は目標を失いがちになってしまうのかもしれないとのこと。
絵を描くのが好きな20代男性は、「私は小学生の頃から、絵を描くことが好きでした。高校卒業後はデザイン系の専門学校に進み、将来はイラストレーターになりたいと思っていたんです。しかし卒業後に就職したのは普通の会社で、夢とはかけ離れた仕事でした」と思いを語ったそう。
それでも夢は諦められなかったようで、「最初は生活のためと割り切っていましたが、やはり絵を描くことへの情熱を忘れられなくて…。そこで空いた時間を使って絵を描き続け、SNSで発信するようになりました。少しずつフォロワーも増え、今ではたまにイラストの依頼を受けるようになったんです」とのこと。
一方で結婚して家族がいる40代女性は、「今の私は、とくに夢や目標を持っていません。昔は好きなことを仕事にしたいと思ったこともありましたが、年齢を重ねるにつれて現実的な問題が目の前に増えていきました。現在は仕事と家庭を両立するのが精一杯で、今の生活を維持することが最優先なんです」と現在の状況を述べたそうです。
「夢を持つこと自体は素晴らしいとは思いますが、目の前の責任を果たすことのほうが自分にとっては大切だと感じています。夢を追い続けることができる人をうらやましく思う反面、現実的な価値観を持つことも必要だと思うようになったんです」という声が。
夢の大切さと現実のバランスが大切なのですね。
編集者:いまトピ編集部