高級時計「ロレックス」暴落中・・・
Amazonこれまで長らく高値で取引されていたスイスの高級時計「ロレックス」が「暴落」している。
新型コロナウイルス以前の2019年ごろまでは、中国の裕福層が投資目的でロレックスを購入するケースが多かった。彼らの爆買いにより大量のロレックスが中国に流れていたが、中国国内の不動産市場の混乱などもあり、その返済にあてようと保有するロレックスが大量に放出されたことも下落の一因といわれている。
一番人気の「コスモグラフ デイトナ」は、税込メーカー希望小売価格175万7800円にもかかわらず、一時は740万円もの値を付けていたが、その後は下落が続き、現在は520万円ほどになっている。また比較的手が出しやすいとされていた「サブマリーナデイト」は、一時250万円超だったが、現在は200万円ほどで落ち着いている。
「日本では一時、転売ヤーがロレックスを買い占めて供給を抑制。流通業者に高値で転売して利ザヤを稼いでいましたが、正規販売店では現金のみでの購入を禁止するなどルールを大幅に強化したことなどから、価格も落ち着いてきました。本気で購入を考えていた人にとってはいい買い時と言えるかもしれません。ロレックスのブランド力が落ちたわけではないですが、異常だった日本の高値相場は今後じょじょに安定に向かうのではないでしょうか」(時計ライター)
お笑いコンビ・さらば青春の光の森田哲矢は、1月7日に放送されたバラエティ番組「ハリコミマネー~そのお金、何に使うんですか?~」(フジテレビ系)に出演した際、ある番組で購入した488万円のロレックスを披露。ところが査定に出したところ「半額くらいになってた」と嘆いた。結果的に高値掴みしてしまったわけだが、森田は以前からヴィンテージもののロレックスへの憧れを語っており、今後も大切に使用していれば、いずれまた価値が上がるかもしれない。
憧れのロレックスだが投機目的ではなく、製品そのもののクオリティやデザイン、着けて楽しむということを目的に、本気で欲しい1本を購入してほしいものだ。
以上、アサ芸ビズから紹介しました。
編集者:いまトピ編集部