2025/1/24 18:33

フジテレビの窮地「最大のチャンス」←ミヤネ屋の発言に猛批判

フジテレビ

元SMAPメンバーでタレントの中居正広が1月23日、会員制ファンクラブサイトで引退を発表した。9日には公式サイトで《示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても 支障なく続けられることになりました》との声明を発表していたが、それを打ち消す形となった。

 その一方、窮地に立たされているのが女性トラブルに社員が関与していたとの疑惑が浮上していたフジテレビだ。CMスポンサーは次々と撤退し、報道現場では「取材NG」を通告されるケースも報告されているが、22日放送の「情報ライブ ミヤネ屋」では、元プロ野球選手の赤星憲広氏がフジテレビの窮地について「ピンチはチャンス」と発言して物議を醸している。

 一連の事態を受けて、司会の宮根誠司は「こうなってくるとフジテレビはね、僕もレギュラーやらせていただいてますけど、もう落ちるところまで落ちて、そこからどうやって信頼回復するかくらい腹くくったほうがいいですよね」と述べると、コメンテーターの赤星氏はこう答えた。

「僕はある意味、最大のチャンスだと思いますし、アナウンサーの方であったりね、番組関係者、スタッフの方たちも声をあげて、ちゃんと説明してほしいとフジテレビの方たちが言ってるわけですから、やっぱり上の方たちが社員さんを守る意味でも、社員さんのためを考えて改めてしっかり調査して報告することが、フジテレビがもう1回、良い会社だって言われるような会社になるためのひとつのチャンスだと僕は思うので、よくいろんなところで『ピンチはチャンス』だって言いますけど、そういうふうに変えてもらいたいなと思います」

 フジテレビの苦境に3回も「チャンス」と主張したことで、SNSでは《ん? チャンスって何?》《今回の不祥事をチャンスにしろっておかしいでしょ》《最大のチャンスって被害者がかわいそう》などと猛批判が寄せられていた。

「『ピンチはチャンス』という言葉はビジネスやスポーツの現場でよく聞かれる言葉ですが、今回の騒動の発端は中居正広さんの女性トラブル。芸能関係者である被害女性は心身に深い傷を負ったといいます。確かに、被害者がいる事案を挙げて、『チャンス』とエールを送るのは不適切だったように思います」(メディア誌ライター)

 中居は引退声明の中で「全責任は私個人にあります」と綴っていたが、フジテレビ社員の中でこれを「チャンス」と捉えている人間はどれだけいるのだろうか。多くの視聴者が疑問に感じたようだ。

以上、アサ芸ビズから紹介しました。

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編集者:いまトピ編集部