イオン、フードコート壊滅「食べ物が売ってない」
GMS(総合スーパー)国内最大手で全国展開する「イオン」の一部店舗で、
「フードコートに出店するテナントがすべて撤退してゼロとなる現象が出現している」
とSNS上で話題となっている。
<フードコートの店がだんだん閉店していって、ついに残っていた最後のお店が閉店してしまった>
<フードコートだけども食べ物が売ってない>
<イオン自身のショッピングセンターでもフードコート壊滅はありがち>
フードコートがガラガラになっているとして店名があげられているある店舗に取材したところ、
「現在はフードコートで営業している店舗はありません」
とのことであった。
フードコートとは、スーパーやモール、ショッピングセンターにとって、どのような存在なのか。
流通ジャーナリストの西川立一氏は語る。
「来店客が飲食できるスペースを設けることによって、お客が目的の買い物を済ませてすぐ帰ってしまうという行動を抑制して、店舗内における滞留時間を延ばすという効果が期待できます」
「以前はレストラン街がお馴染みの光景でしたが、ファストフードチェーンが増えてきたり、レストラン街よりも小さな面積でも設置しやすいといった理由もあり、レストラン街に代わってフードコートが増えてきたという経緯があります」
「要は、商業施設の集客力がやや弱くなり、来店客が減って採算が取れなくなりテナントの経営が成り立たないということで、契約更新のタイミングで更新せずに退店していったということではないでしょうか」
「テナントが商業施設側に支払う賃料もそれなりの金額ですが、施設側が地元のお店を入れたいという理由からテナント料を優遇するというケースはあります。契約期間は1~5年とさまざまですが、更新のタイミングでテナント側が退店すると申し入れすれば、施設側は受け入れざるを得ません」
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編集者:いまトピ編集部