サントリーのロゴに隠された「〇〇」ネット民驚愕・・・「誰かに教えたい」
Amazon人間の脳とは不思議なもので、文字列の中に明らかに異なった要素が混じっていても「違和感」を覚えない限り、見過ごしてしまいがち。
現在X上では、サントリーのロゴマークに隠された秘密に対して「知らなかった…」と、驚きの声が相次いでいるのだ。
・
・
・
とあるXユーザーが、「なんでこうなってるの?」と綴り、「サントリー」の社名が英字で書かれたお馴染みのロゴマークの画像を添えたポストを投稿。
ロゴマークの画像には矢印付きで「小文字」と「大文字」と追記されており、矢印が指す箇所をよく見ると…。
確かに、「sun」(サン)の部分はアルファベット小文字で、「TORY」(トリー)の部分は大文字で書かれていることが判明したのだ。
いずれも文字の大きさは均等にデザインされているため、これまで「すべて大文字」と誤解していた人は少なくないだろう。
実際、わずか数日で4,000件以上ものリポストを記録した同ポストには、「全然気付かなかった…」「『iPhone』なんかも、この表記ですよね」「これ、Sは大文字じゃないの?」など、驚きと疑問の声が多数寄せられていたのだ。
確かにuやnなどと違い、sやoは文字のサイズ以外の要素で大文字・小文字の区別が難しいため、この辺りも気になるところ。
そこで今回は、ロゴマークに大文字・小文字が混在している理由について、サントリーホールディングスに詳しい話を聞いてみることに。すると、遊び心あふれる驚きの背景が明らかになったのだ…。
まず「サントリー」社名の由来について、担当者は「『Sun』(太陽)と『Torii』(鳥井)を合わせた造語です」と説明する。
1907年(明治40年)、創業者・鳥井信治郎が誕生させた甘味葡萄酒『赤玉ポートワイン』は、全ての生命の源である真っ赤な太陽に由来しており、こちらが現在の会社名の起源となっているのだ。
同ロゴに込めた思いについて、サントリー担当者は「サントリーのロゴマークは地球の生命のエネルギーと喜びを表現しており、その中心イメー
ジは『水』です。水はサントリーにとって命そのものであり、企業の源泉とも言えます」と語り出す。
ロゴマークの検討は「“やんちゃ”な企業でありたい」という思いから始まり、その中心となるイメージとして「水」に辿り着いたという。
その例を、担当者は「文字の形は、たえまなく動き、止まらず、育ち、成長していくイメージで、色はオリジナルカラーである『ウォーターブルー』を採用しています。常に自由に柔軟にたくましく、未来に向かってチャレンジし続けるサントリーの決意を示しています」と、説明している。
こうした思いを意識しつつ、大文字・小文字の区分に過度にとらわれることなくデザインを検討した結果、現在のロゴマークが誕生したのだ。
以上、Sirabeeから紹介しました。
編集者:いまトピ編集部