2025/2/17 12:45
ほとんど知らない「単3電池」に「単」がつく理由

電池といえば「単1」「単2」「単3」…などと呼ばれるが、この“単”とはどういう意味だろうか?
全国の10代〜60代の男女731名を対象に実施した調査では、「単1、単2など電池の呼び名に単がつく理由を知っている」と回答したのは全体でわずか6.2%。
単1、単2などの「単」は「単位電池」のことで、「1つの電池」であることを表している。
以前は電池を何個かまとめて1つの強い電池を作っていたそうで、単1、単2などと正式に呼ばれるようになったのは1942年からだと言われている。
また、「単1形~単5形」の呼び名を使っているのは日本だけ。
アメリカでは「D、C、AA、AAA、N」、国際規格(IEC)では「R20、R14、R6、R03、R1」で表される。
これは、単1形~単5形までの呼び名だが、電池の種類を表す記号にはほかにもいろんな種類がある。
例えば「LR20」という表示があった場合、電池系記号が「L=アルカリ」、形状記号が「R=円形、ボタン形、コイン形」、寸法数字が「20=単1形」であることから、単1形のアルカリ乾電池であることを示している。
ところで、そもそもなぜ「乾電池」というのだろうか。
乾電池が発明されるまでは、液体式の「ダニエル電池」が使用されていた。
そう、液体電池に対して、乾いた電池だから「乾電池」と呼ばれたということのようだ。
身近な電池の単位だが、意外にその由来を知らない人が多かったようだ。
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編集者:いまトピ編集部