2025/2/26 14:21

セブンイレブン看板に隠れた秘密…担当者「諸説ございますが…」

セブンイレブン

現代を生きる我々の生活に、なくてはならない存在がコンビニ。日ごろ街中で目にするコンビニの看板だが、じつは意外な事実が隠れているのをご存知だろうか。

■セブンのロゴ英語、1文字だけ小文字が…
全国の10〜60代のネットユーザー672名を対象としたアンケート調査にて、セブン-イレブンのロゴマークに関する質問を実施したことが。

その結果、セブンのロゴマークに使用されたアルファベットは「1文字だけ小文字となっている」という事実に対し、「知っていた」と回答した人物は、全体の17.7%と判明した。

そう、じつは店頭看板にも使用されているセブンのロゴは、数字の「7」に英語の「イレブン」が合わさったデザインで、このイレブンの表記が「ELEVEn」となっているのだ。

■「元々のデザイン」に驚き

「頭文字だけ英語で後は小文字」、もしくは「全て大文字で統一」というのが一般的な英語表記のため、セブンのロゴデザインはかなり珍しいと言える。8割超もの人が「知らなかった」と回答したのも納得である。

よくよく考えると、数字(7)とアルファベット(ELEVEn)が混じっているのも、なかなか変わったデザインではないだろうか。

一風変わったロゴの詳細についてセブン&アイ・ホールディングスに取材を実施したところ、セブン&アイ担当者からは「1969年(昭和44年)に、ロゴの最後の文字を大文字『N』から小文字の『n』に変更しました」との回答が得られた。


ロゴのnの字は「元々は小文字ではなかった」と判明したのだ。
■「小文字になった理由」を聞いた

デザイン決定・変更の経緯について、担当者は「諸説ございますが…」と前置き。
続けて「商標登録上、数字の羅列が登録できないため、こちらの表記になったと言われています」「また、アルファベットのn表記については、小文字にすることで丸みを帯びたデザインにして親しみを感じられるようにした、という説がございます」と、その背景を説明してくれた。

ちなみに「7-ELEVEn」表記はあくまでロゴの話であり、セブン‐イレブンそのものの英語表記は「7-Eleven」という点を明記しておきたい。

■日本1号店がオープンした年は…

日本にセブンがやって来たのは今から50年以上前の話。

1973年(昭和48年)11月に「(株)ヨークセブン」が設立された翌年5月、東京都江東区に1号店となる「豊洲店」がオープンしたのだ。つまり、日本にやって来た時点でセブンのロゴは、現在と同じ「7-ELEVEn」が使用されていたワケである。

次にセブンを利用する際は、ぜひそのロゴデザインに注目してみてほしい。

しらべぇが伝えています。

セブンイレブン看板に隠れた秘密、8割の人が「知らなかった」 最後の1文字をよく見ると… – Sirabeeセブンイレブン看板に隠れた秘密、8割の人が「知らなかった」 最後の1文字をよく見ると… – Sirabee

編集者:いまトピ編集部