税務調査「言ってはいけないワード」趣味を聞かれたら要注意

確定申告の期限が迫る12日、『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)で「知らなきゃ損するお金の話SP」が放送。
税務調査で疑われてるとき、ゲストのSnow Man・深澤辰哉の「言っちゃいけないワードとかってあるんですか?」との質問に税理士YouTuberが驚きの解説をした。
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今回は節約術や副業、スマホ料金、新NISAなど、あらゆる「お金」をテーマに放送。評論家軍団にも、累計利益100億円を誇る投資インフルエンサー・テスタや、登録者数60万人とYouTubeチャンネルが人気の『脱・税理士スガワラくん』こと税理士・菅原由一氏らが出演した。
確定申告の時期ということもあってか、りんたろー。は「税務調査って、何を基準に選ばれるんですか?」と質問。相方・兼近大樹からは「お前何か心配なことでもあんのか!?」とツッコまれてしまったが、税務署の着目点が気になるようす。
これに答えたのが菅原氏で、「税務調査はですね、じつは最近、AIが対象者を選別してるんです」「国税もAIを導入するようになりまして、ここ1~2年、追徴できる額が増えてきたんですよ。これはAIのおかげと言われています」と最新事情を告白。
スタジオが驚くと、「国税は、過去の納税者のデータを何年も持ってるんですね」「脱税した人のデータをちゃんと分析して、同じようなお金の使い方をしているケースをAIが判断して、同じ傾向の確定申告書が出てきたら、税務調査入ってみようと」など、さらに続けていった。
納税者にとって、税務調査は追徴課税の可能性もある恐怖のイベントで、たとえ不正な税務処理がなくともドキッとするもの。深澤も「税務調査で疑われてるとき、言っちゃいけないワードとかってあるんですか?」と質問する。
MCの明石家さんまは「脱税せんかったらええねん!」とツッコんだが、菅原氏は、税務調査中の雑談にも狙いがあると解説を始めた。
菅原氏の例え話によると、職員から趣味を聞かれてゴルフと答えた場合、ゴルフ関連の経費が「本当は趣味で、接待ではないのではないか」と疑われてしまうそう。そのため、対策として「私は聞かれたらなんて答えるかっていうと、『趣味は仕事です』って」と、うまい回答も伝授した。
タイムリーな時期ということもあって、菅原氏の解説には視聴者からも「税務調査は何もなくてもドキドキよね」「芸能人の経費のラインって難しそう」「AIで税務調査対象決まってるのか… この話は明日会社で盛り上がるわ」などと関心の声が。まだ確定申告が終わっていない人はAIでの調査を念頭にしっかりと申告をしたほうがいいかもしれない。
以上、Sirabeeから紹介しました。
編集者:いまトピ編集部