万博「2億円トイレ」が「仮設トイレみたい」→全景見てと反論→「仮設トイレみたい」

「キャンプ場の仮設トイレみたい」
そんな物議を醸しているのが大阪・関西万博の“2億円トイレ”だ。
3月16日、これを設計したデザイナー・建築家の米澤隆氏が自身のXで設計の意図を表明した。
「大阪・関西万博トイレ5に関しまして、部分的に切り取られた建築写真が流出し、安っぽい、工事金額を中抜きしているのではないかといった疑義がおこり、世間をお騒がせしてしまっています」
米澤氏は「価格の割に安っぽい」という批判に対して、建設費は2億円から1億5000万円に引き下げられていることを明かした上で、
「単体のトイレブースを見ると簡素なものに見えるかもしれませんが、積み木のように組み合わせることで、豊かな空間を創出することを意図しました」
「広く出回っている写真はトイレ5建築の一部であり、実際には46基のトイレがあり添付写真のようであるということをお伝えさせていただきます」
と、あらためてトイレの全景写真を公開。
ところが骨組みとプラスチックの波板が目立つトイレ画像に、またもやツッコミが殺到。
使いやすさや安全性が求められる万博トイレ。
積み木を積み合わせたような外観に、冷ややな反応を示す人が相次いだのだ。
たしかに写真を見る限りでは、トイレの個室の扉が屋外の通路に面しており、もし鍵でも掛け忘れようものなら、便座に座っている姿が歩いている人から丸見えになってしまうだろう。
また上部に設えられたプラスチックの半透明の波板は、夏場に日光が差し込むとトイレ内の温度が上昇し、蒸し風呂化する可能性も。
であれば、「キャンプ場の仮設トイレ」と言われても仕方ないかもしれない。
閉会後の移設利用まで考えたという米澤氏の言い分。
しかし公開された写真や説明だけでは、疑問を持つ人を納得させるにはまだ不十分だったようだ。
以上、詳細はアサ芸ビズをご覧ください。
編集者:いまトピ編集部