2025/3/24 10:00
美味しい卵は、見た目が「〇〇な卵」

鶏はまず小さい卵から産み始めて、成長するにつれて卵の重さは増加していくもの。また、鶏の種類や個体によっても卵のサイズには違いが出るといいます。
では、大きな卵と小さな卵では、どちらがおいしいのかご存知でしょうか。
神奈川県相模原市にある、有限会社昔の味たまご農場の田中亮さんの回答がこちら。
『冬であれば、大きい卵と小さい卵ではほとんど味は変わりませんが、夏は小さい卵のほうがおいしいと思います。』
夏と冬の違いについては…
『卵は鶏が食べたものがそのまま味になり、栄養になります。冬は鶏がたくさんエサを食べてくれるので、卵の大きさによる味の差はそこまで出ることはなく、濃厚でおいしくなります。
一方、鶏は体温が40℃以上あることから、暑い夏が苦手。エサをあまり食べなくなり水をたくさん飲むため、どうしても卵が水っぽくなりがちです。
水を飲んだぶん、卵が大きくなる傾向にあります。そのため、夏場は小さい卵のほうがおいしく感じるでしょう。』
小さい卵の中では『若鶏が産む少し小さめの卵』は特においしいといいます。
『小さいですが、白身の張りが強くおいしさは抜群です。若鶏の産む卵の白身は、たんぱく質の含有量も多く、張りがあります。
ゼリーのような、ぷるんとした張りのある白身が特徴です。
タンパク質が多く含まれているということは、アミノ酸などのうま味も多いので、とてもおいしいですよ。』
迷ったらぜひこちらのアドバイスを参考に、選んでみてください。
詳細は、 grape [グレイプ]をご覧ください。
編集者:いまトピ編集部