子供のハーネス「ペットみたいで可哀想」論争に決着「正論すぎる」意見が話題

ファッションと同じように、ネット上の話題もリバイバルを繰り返すもの。昨今では子供に着用する「ハーネス」をめぐる論争が再燃している。
そんな不毛な争いを終わらせるべく、とあるインフルエンサーが投下した内容が「正論すぎる」と話題になっているのをご存知だろうか。
■子供にハーネスはかわいそう?
ハーネス否定派が主張する内容は、「子供にハーネスをつけるのはペットのようでかわいそう(嫌な気持ちになる)」というもの。
やはり今回の論争もこうした意見が発端となり、加えて「子供の命は当然だが、なぜこれ付けないといけない環境にわざわざ行ってんのか…」「普通に車で動けばって感じなんやけど」といった発言が、火に油を注ぐ事態となった。
そんな中、2児の母にして事業家・インフルエンサーの黒崎みさがXより投稿した内容に、注目が集まっている。
■「シカトでOK」な理由に称賛の嵐
「ハーネスはペットみたいで可哀想とか言ってる人達が、自分の子供を守ってくれるわけではないのでシカトでok」
25日、黒崎は「ハーネスはペットみたいで可哀想とか言ってる人達が、自分の子供を守ってくれるわけではないのでシカトでok」と綴ったポストを投稿。
同ポストは投稿されるや否や瞬く間に拡散され、1日足らずで1万件以上ものリポストを叩き出している。
Xユーザーからは「自分の子は自分で守る! 他人がなんと言おうと、ハーネス賛成です」「親が安心したいだけのものであって、子供の自由を制限するものでは? とか言われてるが、シカトでOK」「当然のことですが、見た目より命の方が大事です」など、共感の声が多数寄せられている。
中には「ハーネスが無ければどうなっていたか…」と、思わずゾッとするエピソードも確認できたのだ。
■母の手を振り切った子供、待ち受けていたのは…
幼い子を持つXユーザーからは「我が家はリュックに紐がついてるタイプです。前方に転倒した時に咄嗟に紐を持ち上げたことで、顔面を地面にぶつけずに済んだ経験もあってハーネス様様です」といった体験談が寄せられている。
また、中には「自分が小さい頃、いきなり母親の手を振り切って走っていき、階段から落ちて前歯折れて口も切って、痛い思いしたから賛成だな〜」と、自身が子供だった頃のエピソードを上げるユーザーも確認できた。
いずれも小さい子供の行動は予想がつかず、「注意しすぎるということはない」という点で共通している。
■最初は「反対」だった人も…
もちろん、子供のハーネス着用に「賛成」の人も、全員が初めから賛成だったワケではない。
やはり中には「最初は抵抗があった」という意見も見られたが、前出のような光景を実際に目撃したり、自身で育児を経験することで、ハーネスの重要性・必要性に気づいていったようだ。
余談だが遙か昔、記者もラーメン店や焼肉店に置かれた紙エプロンを装着するのは「子供のようで格好悪い」と抵抗があった。しかし、いざ着用してみると食事の際、気付かぬうちに細かいシミが飛散している事実に気付かされたのだ。
子供にハーネスを着用すべきか悩んでいる親は、「本当に大切なもの」を改めて考えてみてほしい。
しらべぇが伝えています。
編集者:いまトピ編集部