「アレに悩む店員」ばかりの酒屋、SNSで応援される

以前Xでは、花粉症に関するとある「店内の張り紙」に、多くの共感の声が寄せられていた。
「症状がひどくなってきておりますので、店内に張り紙をしました。皆様もお大事に」
そうポストしたのは、京都市にある「山岡酒店」。
「花粉症」に関する呼びかけが記された張り紙の写真が添えられている。
「声のかすれ、鼻声等の症状がありますがご理解ください。同士の皆さん、共に乗り切りましょう」という心強いメッセージが記された張り紙だが…
冒頭部分に奇妙な「修正跡」が。
元々は「花粉症の店員がいます」と書かれていた箇所は二重線で取り消され、なんと「花粉症の店員しかいません」と、手書きで修正されていたのだ。
こちらのインパクトあふれる修正内容は大きな話題に。
Xでは、
「切実すぎる…」
「私も重度の花粉症なので、お気持ち分かります」
「これは良い張り紙」
「うちの店にも貼ろうかな…」
と共感の声が多数寄せられていた。
取材の結果、山岡酒店がオリジナルの張り紙が登場したのは2021年の春からで、二重線による「しかいません」表記が出現したのは今年からと判明。
「店頭の張り紙をご覧になった方々から、ねぎらいや励ましのお言葉をたびたび頂きまして、そのぶん気が楽に感じられます」
「ツイッターでも応援してくださる方々が多く、思いがけず温かい人情に触れられた思いです」
と、「花粉症」をきっかけに生まれる人同士の繋がりもあるのだな、と思わずホッコリしてしまう。
確かに、くしゃみや鼻詰まり、鼻声などは見ていたり聞いていたりして、あまり愉快な存在ではないだろう。
しかし、多くの人にとって「不可抗力」であることもまた事実なので、この時期は特に思いやりの気持ちを強く持ちたい。
以上、詳細はSirabeeをご覧ください。
編集者:いまトピ編集部