2025/3/30 20:14

歯科医師「一生忘れない経験」患者に痛みを訴えられ内科の受診を勧めた結果…

医者

「歯科医2年目のとき、担当していた患者さんが……」

そんな書き出しから、あざらし(@puccinpurinnn)さんは以下のような呟きを投稿し話題になりました。

「歯科医2年目のとき、担当していた患者さんが「痛みがある」と来院
根管治療中の歯は、無麻酔で根尖まで触っても痛みがなかった
Pt糖尿病の既往あり。痛みは急に痛くなったり落ち着いたりする。色々話した末に、国家試験の記憶新しい私は『これは労作性の放散痛?』と疑い「心臓が原因かも」と伝えた

なるべく早くかかりつけ内科に行くよう説明。
その2日後、患者さんは家で倒れ救急車で運ばれた。救急車内で「心臓が原因かも」と伝えたらしい。「おかげで命が助かった。医師もその歯医者さんすごいと言ってた」と後日電話がかかってきた。

知識が人を救うってこういうことか、と思った一例だった
今思えば、すぐに紹介するのが最善策だったのかもしれない。
でも心電図をとれるわけでもなく、自信がなかったし、そのとき勤めていた医院で院長に聞いても「えっ?そんなの投薬して終わりでいいでしょ」って言われて、当時の私には判断ができなかった。
一生忘れない経験だった。」

国家試験で得た知識を現場で活かし、患者の命を救ったとは素晴らしいです。
拍手をお送りたくなるエピソードに、他のユーザーたちからは↓

●歯科診療してるなかに内科疾患、しかも放散痛疑うのは心理的に難易度が高い

●歯医者で「こないだ奥歯を処置した側の耳が調子悪い」と文句言ったら、どんなふうに?いつから?今は?と質問。答えると「突発性難聴だ。今すぐ耳鼻科へ行かないと後遺症になる。〇〇が一番近い」と言われ助かった。歯科医師の他領域疾患の察知能力はマジ凄い

●一昨年の秋口に患者として来ていた皮膚科で手指末梢の鬱血から心筋梗塞疑いを見抜いてくれた女医さん。多分一生頭上がらないくらいの恩人

●視野の広さって本当に大事

多面的に診察してくれるかかりつけ医の存在の有難さを実感するお話でした。
BUZZmagが伝えています。

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編集者:いまトピ編集部