コメ「茶碗1杯52円」…パンやパスタが「どれだけ安上がり」か

アメリカのトランプ大統領が4月3日(日本時間)に「相互関税」の導入を発表するや、世界各国の株式市場は荒れに荒れた。
その後、90日間の停止措置が発表されたものの、一寸先は闇。
先の読めない「トランプ恐慌」、我々庶民はどう対応すべきか。
消費生活アドバイザーの丸山晴美氏は語る。
「やはりいちばん困るのはお米の価格高騰ですよね」
「昨年までは5キロで2000円台だったものが、今では4000円を超えています。では5キロの精米が茶碗何杯分かと言えば、1杯150グラムのご飯は精米65グラムほどなので、約77杯分。1杯26円くらいで食べられたのが、今では52円かかる計算」
「では食パン1枚がいくらかと言えば、6枚切りだと1枚33円。8枚切りだと25円なので、2枚でごはん約1杯分になります」
「パスタを同じ基準で見れば、1食当たり24円。他の炭水化物がお米に比べてどれだけ安上がりになるかを把握しておくことも大切です」
他に節約できる部分としては、外出先で購入するペットボトル飲料の本数も減らしたいところ。
「節約上手な人は煮出したお茶を水筒に入れて持ち歩いていますが、この習慣を自宅の中でも取り入れること」
「夏を迎えるにあたって、冷たいお茶を水筒に入れておけば、冷蔵庫を開ける回数が減って節電にもつながります。そういった細かい話をすると、ケチと思われがちですが、ケチと節約は違います。ムダを削るのが節約なのです」
さらに日々使うスマホにも節約のメスを入れる。
「あらゆるものが値上がりする中で、値下がりしているのが通信費」
「携帯電話は楽天モバイルで、3GBまで月額980円(税抜)で利用していますが、その都度貯まる楽天ポイントで支払いを行っているので実質0円」
「また楽天モバイル専用アプリのRakuten Linkを使えば、他のキャリアの携帯電話や固定電話でもタダでかけられるので、通信費を見直す際にはオススメです」
日々の節約の中で、是非検討してみてはいかがだろうか。
以上、詳細はアサ芸ビズをご覧ください。
編集者:いまトピ編集部