『君たちはどう生きるか』米津玄師が明かした“地球儀”の意味「死刑台にのぼるみたいな気持ちだった」「一生忘れない」ぼろっぼろ泣く

5月2日の『金曜ロードショー』(日本テレビ系)では、スタジオジブリの『君たちはどう生きるか』を地上波初放送。
主題歌『地球儀』を手掛けたのは、シンガーソングライターの米津玄師さんです。
主題歌の制作は、宮﨑監督から「この映画からあなたが感じたことをそのまま曲にしてください」と、絵コンテを渡されたことから始まったと、過去様々なインタビューなどで話している米津さん。
「あまりにも分からなさすぎて、乗っかっているものが大きすぎて」何度も絵コンテを読み返すうちに最初の2年が過ぎたといい、そのなかで「『崖の上のポニョ』を作っているときのドキュメンタリー映像」を思い出したといいます。
そのなかに、「宮﨑さんが地球儀を持っていて、その上から水彩絵の具でペンを走らせている」シーンがあり、「ジブリの近所の光景をそこに描いていたんです。本当に、こう地球を作り上げるような姿を見て、ここに宮﨑さんの本質的な部分が詰まっているんじゃないか」と感じたという米津さん。
「そのことを思い出しながら“地球儀を回すように”っていう歌詞が」生まれたそうで、「『地球儀』は、実際この映画に直接関係があるわけではないんですけど」とも説明していました。
米津さんは、2023年7月に自身のYouTubeにて、「青サギ」役の俳優・菅田将暉さんと「僕たちはどう生きるか」と題した対談動画を公開。
初めて宮﨑監督に『地球儀』を聴いてもらった日について「その曲をCDに焼いて、一緒に対面してその曲を流す」「本当に死刑台にのぼるみたいな気持ち」だったといいます。
しかし「聴いてくれているのを、目の前に座って見てて。なんか、(宮﨑監督が)泣いてくれてたんだよね」「この光景は一生忘れないだろうな」と、噛みしめるように語っていました。
宮﨑監督だけでなく、当時劇場で鑑賞した人々からも「最後、米津さんの歌が始まった瞬間泣いた」「『君たちはどう生きるか』面白かったし、米津の曲が良すぎて泣いた」「米津さんの地球儀でぼろっぼろ泣いた」と、エンドロールとともに自然と涙が溢れたという声が多数。
なかには「歌詞を聞きながらまた涙が…」と、しばらく余韻に浸る様子のユーザーも。
以上、Sirabeeよりご紹介しました。
編集者:いまトピ編集部