お米が「格段にウマくなる」炊き方は、炊飯ボタンを押す前に・・・

今記事では、お米の精米と販売を手掛けるみやぎ米屋のウェブサイトから、お米の計量から研ぎ方、水加減、炊飯のポイントまで、ごはんをおいしく仕上げる秘訣をご紹介します。
『正しいお米の炊き方』
1.計量
計量カップなどを使用して、お米を計量します。炊飯器に付属しているお米専用の計量カップは、1杯で1合。使う際は、きちんと『すりきり』状態にしてはかるのがポイントです。
2.洗米
無洗米以外のお米は、『洗米』の工程が必要です。
炊飯器の内釜で洗米する人もいますが、内釜の表面が傷付いてしまう恐れがあるためNG。また、「水切りが楽だから」とザルで洗米するのも、お米が傷付いてしまうのでおすすめできません。ボウルなどを使って洗米しましょう。
1回目の洗米は、きれいな水を入れて大きく一度かき混ぜたら、すぐに捨てます。
なお、最初に洗う水は浄水器のきれいな水やミネラルウォーターなどを使うのがおすすめ。
2回目の洗米からは、通常の水道水でOK。1~2回大きくかき混ぜたらサッと水を切り、3回目の洗米から、ボールを握るような手の形で指を固定したままかき混ぜましょう。
洗米は5~6回行えば十分です。洗いすぎるとお米の表面に傷が付き、お米のうまみ成分も流れてしまいます。
3.浸水
洗米後のお米はきれいな水に浸し、常温で『浸水』させます。最低でも30分、1時間程度置いておくのがベストです。
4.ザル上げ
十分に浸水した後は、ザルに上げて5分程度置き、水を切りましょう。これを『ザル上げ』といいます。長時間置いておくとお米の表面が乾いて割れてしまうため、『5分』程度にとどめましょう。
5.加水して炊飯
ザル上げが終わったら、炊飯器にお米を入れ、目盛りに合わせて水を注ぎます。
後は、炊飯器の炊飯ボタンを押すだけでOKです。
6.蒸らし
炊き上がった後は、そのまま15分程度蒸らしましょう。水分が均等に行きわたり、よりおいしく仕上がります。
7.ほぐし
蒸らしが終わったら蓋を開け、お米をほぐします。
しゃもじを使ってお米を上から十字に分け、それぞれの天地をひっくり返してふんわりと切るようにほぐしましょう。
粒をつぶさないようにふんわり大きく、優しく混ぜるのがポイントです。
詳細は、grape [グレイプ]をご覧ください。
編集者:いまトピ編集部