青山のタワマン、ザリガニで「壊滅」

都内屈指の高級エリア、青山のとあるタワーマンション。
その敷地の一角に作られたビオトープに「ある生物」が放たれた結果、「壊滅」状態となってしまった現在の姿がSNSで話題に。
「劇的ビフォアアフター。ザリガニ放されてビオトープが壊滅した青山タワマン現地を見てきました。左2022右2025。」
そうポストしたのは、ゲンゴロウ飼育ブログ🗯 (@gengo6com)さん。
同じ場所の2022年と2025年の比較画像が添えられています。
2022年当時は生態系のバランスが保たれ、水草が浮かび、底がくっきりと見えるほど澄んだ水で満たされたビオトープの様子。
一方、2025年の方には「おがわはアメリカザリガニ対策をしています」と立て看板が掲げられ、水草のない、澱んで泥にまみれた川底の風景。
Xでは、
・目黒蓮の出番じゃない??池にいるザリガニ全部釣れるかチャレンジ
・かつては近くの公園の池にもオタマジャクシとかメダカがいたのに全てザリガニに駆逐されたんだよな
・なんと分かりやすい実例。むかし東北でまさに右のような泥だけの池を見た
・青山…でしょ?青山にアメリカザリガニはいないでしょ!
・ザリガニはヤバいというのが、そんなに生物に興味がなくてもちびまる子ちゃんで知った世代。
・そういや、一回保育園で育てた事あるけど、一瞬で水草食い尽くされたんだよね・・・
・なまじ昔から見るせいでアメリカザリガニが自然の一部と考えている人は老若男女問わず一定数いる。
・ザリガニくんマジで生態系の破壊者で草も生えねえ…
と、大反響。
お子さんが捕まえたアメリカザリガニ、飼えない場合は殺処分の必要があるそうです。
迂闊にその辺に放つのは厳禁。
アメリカザリガニを放流すると「個人であれば3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金」の対象となるそうですから、お子さんが飼育中の場合は取り扱いに十分ご注意を。
アメリカザリガニが環境を破壊すると聞いたことはあっても、そのメカニズムや具体的にどんな悪影響があるのかまでは理解していなかったという方は、実際は多いのではないでしょうか。
ポスト主さんが紹介している専門家の解説動画を一緒に視聴するなどして、お子さんとよく話し合い、飼い主として最後まで責任ある行動を心掛けたいですね。
以上、詳細はいまトピをご覧ください。
編集者:いまトピ編集部