ハウス食品が教えるカレーを「〇〇」にする方法『3つ』

日本の国民食ともいえるカレー。人気メニューのため、市販のルウでカレーを作る人は多いでしょう。
しかし、なぜか水っぽく、しゃばしゃばになってしまった…なんてことはないでしょうか。
とろみが足りない時のリカバリー方法があれば、覚えておきたいですよね。
『バーモントカレー』などでおなじみ、ハウス食品株式会社(以下、ハウス食品)協力のもと、カレーにとろみを付ける方法を紹介します。
カレーのとろみを付ける方法
そもそもカレーにとろみが付かないのは、水分の多い食材を使っていたり、火を止めずにルウを溶かしたりすることが原因。
ハウス食品によると、とろみを足すには3つの方法があるそうです。
1.沸騰してから10分以上煮込む
具材を煮て、ルウを溶かした状態の鍋を弱火にします。沸騰した状態で10分以上、時々かき混ぜながら、とろみがつくまで煮込んでください。
ルウの中の小麦粉に含まれるでんぷんは、60~65℃以上でないと、糊化(こか)※が開始しません。糊化するまでにも時間がかかるため、煮込み時間や火力が足りないと、とろみがつかないことがあるのです。
※水に溶かしたでんぷんを、かき混ぜながら加熱して、粘性のある液体に変化させること。
2.水溶き小麦粉を少量ずつ加える
『1』を試してもとろみがつかない場合は、水で溶いた小麦粉を用意しましょう。片栗粉でも代用可能です。
鍋の火を止め、沸騰が収まったところに水溶き小麦粉を少しずつ加え、全体に均等に広がるように混ぜます。その後、弱火で10分以上煮込むと、とろみがついてくるはずです。
水溶き小麦粉の量は、6人ぶんのカレーで大さじ1杯程度から試してみてください。
3.すりおろしたジャガイモを加える
『2』を試してもとろみがつかない場合、小麦粉の代わりにジャガイモを使う方法があります。
まず、皮を剥いて、すりおろしたジャガイモを用意。鍋の火を止めて沸騰が収まったら、すりおろしたジャガイモを汁ごと加えてよく混ぜましょう。
再び火にかけ、弱火で10分以上かき混ぜながら煮込むと、ジャガイモに含まれるでんぷんの糊化によってとろみがつきます。
ジャガイモの量はカレーの状態によって異なるので、とろみの具合を見ながら調整してください。
カレールウがしゃばしゃばになった時には、本記事で紹介した方法を試してみてください。
詳細はgrapeをご覧下さい。
編集者:いまトピ編集部