『コアラのマーチ』にロッテ社員の緊急SOS…？
Amazon ロッテの定番菓子『コアラのマーチ』パッケージに表示された「意味深な3文字」が、X上で話題に。「ロッテ社員のSOSでは」と、推測するユーザーも少なくないようだ。
■何やら不穏な3文字が…
ことの発端は、Xユーザー・第3ターミナルさんが投稿した1件のポスト。「ロッテ社員がSOS出してる」と綴られた投稿には、『コアラのマーチ』の開け口付近を写した写真が添えられている。
一見すると何の変哲もない光景なのだが…よく見ると、スナック菓子のイメージ画像には笑顔を浮かべたコアラ（コアラのマーチくん）のイラストと「ろうき」という3文字が確認できたのだ。
■「担当者に何が…」と心配の声続出
同ポストは、投稿されるや否や瞬く間に話題となり、わずか数日足らずで2万件近くものリポストを叩き出す事態に。
なお、ポスト投稿主・第3ターミナルさんにポストの経緯を尋ねたところ、「『ろうき』とだけ書かれたコアラの絵面が『労基へのSOS』に見えて面白かったので、投稿しました」との回答が得られている。
パッケージデザインを装った労基、即ち「労働基準監督署」へのメッセージ…という、大胆な仮説だったのだ。
Xユーザーからは「『コアラのマーチ』の担当者に何が…」「だいぶ限界っぽい」「本当だったら笑い事じゃないけど、笑った」「労基をこんな手段でしか呼べないなんて…」といった驚きの声が上がっている。
しかし、一部のユーザーからは「野球ファンかどうかで見方が変わるな」「ダブルミーニングみたいになってるの面白い」など、意味深なリプライが寄せられていたのだった。
■ロッテ広報「佐々木朗希選手がモチーフ」
そこで今回は、ロッテ広報にパッケージの「ろうき」の詳細について取材を実施することに。すると、同商品には「コアラのマーチ 500 種類の名前入りビスケット第2弾」なるキャンペーンが実施されていたと判明したのだ。
その詳細について、ロッテ担当者は「インターネットで簡単に情報が得られる現代において、『リアルな場でのワクワクする体験や探究心』を『コアラのマーチ』を通して提供したいという思いから、2024年11月に実施いたしました」と、説明している（同企画は既に終了）。
そして「ろうき」の正体については、「本企画は2024年4月の検討段階で当時、千葉ロッテマリーンズに在籍されていた佐々木朗希選手をモチーフにしていました」との回答が得られたのだ。
今回大きな話題となった件について、ロッテ担当者は「現在、佐々木選手はチームに所属されておりませんが、今後のさらなるご活躍と、野球界全体の盛り上がりに貢献されることを心より願っております」と、笑顔を見せる。
そして「また、これからも『コアラのマーチ』は、皆様に笑顔と楽しい体験をお届けできる存在であり続けるよう、努めてまいります。引き続きご愛顧頂けますよう、お願い申し上げます」と、今後の展望についてもコメントしてくれた。
知人との会話中、いきなり「労基」の話題がぶっ込まれてきた際には、労働と野球、どちらの話かしっかり確認しておこう。
しらべぇが伝えています。
編集者：いまトピ編集部
