窓枠のカビ…企業が教える対処法「カビの原因は〇〇」

梅雨は室内に湿気がたまりやすいため、対策を怠るとすぐにカビが発生してしまいます。
特に、窓枠など窓周りはカビが発生しやすい代表的なポイントですよね。
それでは、気になる『窓枠のカビ』はどのようにすれば防げるのでしょうか。
ハウスクリーニングも手掛ける、東京ガス株式会社(以下、東京ガス)協力のもと、窓枠のカビ対策について紹介します。
■カビの原因は結露!
東京ガスによると、窓枠にカビが発生する原因は『結露』。
窓周辺は外気の影響を受けやすく、室内外の温度差が大きい場合や、梅雨など部屋の湿度が高くなると結露が発生します。
結露をそのままにしておくと、窓ガラスやサッシ、巾木(はばき)、壁などが傷み、カビが発生してしまうことがあります。
「カビがダニを呼んで、さらにダニがシロアリを呼ぶ恐れもある」とのことで、結露を放置することは家にとって非常によくないのです。
■換気や除湿器などで部屋の湿度を下げよう!
では、窓周辺の結露を防ぐには、どのような対策が必要なのでしょうか。
東京ガスでは以下のような対策を挙げています。
・換気をこまめにする。
・除湿機やサーキュレーターを使用する。
・定期的に窓を掃除する。
室内に湿気がたまると、窓に結露が発生しやすくなるため、定期的に換気をして湿気を逃がしたり、可能であれば除湿器を使用したりすることが重要です。
特に窓付近は空気が循環しにくい場所なので、サーキュレーターで風を送ると、空気中の水分が分散されて効果的なのだとか。
また、『定期的に窓を掃除する』のも効果的な対策です。
東京ガスによると「食器用洗剤を薄めた液で拭くと、結露対策ができる」とのこと。
食器用の洗剤には水をはじく成分が含まれており、結露を防いでくれるのだそうです。
ほかにも、『結露防止スプレー』『結露吸水テープ・シート』といった結露対策グッズを使用するのもおすすめとのことでした。
■もしカビが発生してしまったら…
対策をしていても、結露を完全に防ぐことは難しく、気が付いたらカビが発生してしまっていた…ということがあるかもしれません。
その時は、カビ取り剤やアルコールなどを使用して、速やかにカビを取り除くことが大切。
スプレータイプよりも、カビに密着しやすいジェルタイプがおすすめとのことです。
窓枠などに発生するカビを防ぐには、その原因となる結露を防ぐことが肝になります。
こまめな換気や除湿器を使用するなどして、部屋の湿気をできるだけ少なくしましょう。
また、結露対策グッズを利用するのも効果的。結露は梅雨だけでなく年中発生するので、常に対策はしておきたいですね。
詳細はgrapeをご覧下さい。
編集者:いまトピ編集部