2025/6/14 11:00
らっきょう「食べすぎると〇〇が臭くなる」

らっきょうに含まれる栄養素には、役立つ作用を多く持つ反面、とり方を間違えてしまうと体調をくずす危険性もあるのをご存知ですか?
管理栄養士と食生活アドバイザーの資格を持つライターのゆかりさんに、らっきょうの食べ方によって体にどのような悪影響が及ぶのか教えてもらいました。
多くのメリットが得られるらっきょうですが、過剰に摂取したり体質によっては思わぬデメリットが生じることも……
・胸やけ下痢などの不快な症状を招く
「アリシン」には多くの健康効果が期待できますが、同時に強い刺激性や殺菌作用も持っています。らっきょうの食べ過ぎで、胃痛・胃もたれ・下痢・腹痛 などの消化器症状が出ることがあると言われています。また、「アリシン」の殺菌作用には、有害な細菌やウイルスだけでなく、腸内の善玉菌にも影響を与えることも。
・おならが増えたり口臭が強くなるリスクも
らっきょうは、生の野菜で比較すると食物繊維を含む量がトップクラスに多くなっています。しかし、豊富な食物繊維ゆえに、おならが増える原因となることがあるのです。食物繊維は消化酵素で分解されず、大腸で腸内細菌によって発酵されます。このときに、腸内環境を調えてくれる短鎖脂肪酸がつくられ、同時に水素やメタンなどのガスも発生。それらの気体は、おならとなって体の外に排出されていくのです。おならのニオイが強くなるだけでなく、ガスの一部が血液で肺に運ばれて呼気で排出されると、強い口臭として感じられることも。
是非参考にしてくださいね。
以上をサンキュ!が伝えています。
編集者:いまトピ編集部